「無能な生徒に下に見られる」塾講師の悲哀 | 「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

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「無能な生徒に下に見られる」塾講師の悲哀

 

 「モラハラ」という言葉は日本語の「モラルハラスメント」の略で、英語にそのまま対応する単語はありません。概念としては存在します。英語では「emotional abuse」「psychological harassment」といった表現が使われます。

 日本において「モラハラ」が特に注目される背景には、社会の変化や価値観の多様化が影響しています。いくつかの理由が考えられます:

 

1,意識の高まり:日本社会では、精神的な健康や職場環境の改善に対する関心が高まってきました。これは、過労やイジメなどによる社会問題の増加に対する反応でもあります。

 

2,法律の整備:日本では、労働基準法やパワハラ防止法など、職場のハラスメントを防ぐための法律が整備されてきました。これにより、モラハラに対する認識と対策が進んでいます。

 

3,文化的な要因:日本の職場文化では、長時間労働や上司からの厳しい指導が長らく当たり前とされてきました。しかし、これに対する反発や見直しが進む中で、精神的なハラスメントに対する意識も高まっています。

 

 モラハラに対する厳しい対応が、学校や会社での若者の指導に支障をきたすという懸念も理解できますが、これは指導の方法を見直すきっかけともなります。効果的な指導は、尊重と理解を基盤とし、相手の人格を尊重する形で行うことが求められます。これにより、より健全で生産的な指導が可能になると考えられます。

 

 日本における「モラハラ」への関心は、社会の変化と共に進んできたものであり、それは個人の尊厳や精神的健康を守るための重要なステップです。適切な指導方法を模索することで、若者を効果的にサポートしつつ、ハラスメントのない環境を築くことができます。

 

1. 授業中の注意

場面: 生徒が授業中に他の生徒とおしゃべりをしている。教師が「授業中に話すのをやめて、集中しなさい」と注意すると、生徒が「モラハラです」と反論する。

矛盾: 教師は授業の秩序を保ち、全ての生徒が学習に集中できる環境を作るために注意をしている。しかし、その注意が「モラハラ」と解釈されると、教師の指導が妨げられ、結果的に他の生徒の学習環境が損なわれる。

2. 提出期限の厳守

場面: 生徒が課題の提出期限を守らず、期限を過ぎてから課題を提出する。教師が「期限を守らないと成績に影響が出る」と指摘すると、生徒が「モラハラです」と反論する。

矛盾: 教師は生徒に時間管理の重要性を教え、社会でのルール遵守を促すために指導している。しかし、生徒がその指摘を「モラハラ」と主張すると、教師の指導が無効化され、生徒の責任感や自己管理能力の育成が妨げられる。

 

 塾講師は、ろくでもない生徒の指導を放棄しつつあります。

「こんな生徒は社会に出て“使いものにならならん!”と烙印を押されればいい!」

 そう思う講師が増えています。講師室での会話はここでは書けないほどヒドイですよ。