どうやら正式採用らしい。
前回のテストと面接の時は、名古屋駅の地下街を通ったので地上の様子が分からなかった。今回は、地上を歩いてみた。私の記憶にある駅前の「大名古屋ビルヂング」や映画館の巨大看板などは姿を消していました。私の記憶にあるのは昭和の名古屋駅前ですが、現在は令和の駅前です。
高層ビルを見上げると眩暈がしそうでした。
「名門会」は、全国の駅前に35校も構えているのだから家庭教師センターとしては大規模です。責任者の方も言ってみえましたが指導料が高額なので“富裕層ビジネス”。富裕層の方は何でも一流でないと納得できないので、学生アルバイトは採用しないようです。
私が河合塾学園やコンピューター総合学園HALなどに勤務した時は、履歴書だけで採用が決まりました。名古屋大学卒、アメリカで教師をしていて、英検1級。これだけ書いてあれば無条件で採用でした。
ところが、名門会は
「どんな経歴、資格のある方も試験を受けてもらいます」
でした。それに、どんな人にも「研修」を求めるようです。
どんなテストをやろうが、研修をやろうが、私にできる授業・指導の質は変わらない。私にとってはテストも研修も意味がない。しかし、このシステムだとダメダメ講師は弾かれる。奇抜な服装や髪型だけのパフォーマンス講師は不採用でしょう。
名門会の口コミサイトに以下のようなものがありました。
採用及を担当する本校の重役が差別的発言をします。また非常に高圧的かつ態度が悪く、社会人としての基本的なマナーが身についていません。 典型的な年功序列の会社で、登録講師は50,60代の方がほとんどとおっしゃっていたので、ご年配の方にとっては居心地が良い会社かもしれません。
この書き方だと、若い応募者はテストの点数が悪く、面接での言葉使いとかマナー、服装などが良くなかったのでしょう。落とされた腹いせに口コミサイトに良くない書き込みをしている模様。
名古屋のような都市圏、それも駅前というと地価が高い。家賃が高い。固定資産税も高い。だから、指導料も当然高い。私の塾は三重県北部にあるので塾生の子は正直に言います。
「都会価格で通用する先生の指導を田舎価格で受けれるのはお得」
そうかもしれない。しっかりしている。