ジジイの英語から「京大英作文」への道(12) | 「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

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ジジイの英語から「京大英作文」への道(12)

 

  1月の共通テスト後に生徒の反応が荒れる。無理もない。思わぬ点数をとると願書の提出先をワンランク下げざるをえなくなる。たとえば、京都大学を志望していたのに共通テストで8割以下の正解率をとったりすると他大学の二次試験を受けることになる。過去には京大から信州大学に変えた子もいた。

 

 すると、京都での青春時代を夢見ていたのに「木曽は山の中」という場所での青春時代になってしまう。別に信州大学の悪口を書くつもりはない。ただ、大学時代の生活環境が激変するということだ。京都にいたら大阪でも神戸でもシティライフを楽しめる。しかし、長野県では予定が大幅に狂うだろう。

 

 誰かに八つ当たりしたくなる気持ちは分かる。しかし、自分が受けたテスト結果だから気持ちが荒れても誰も責められない。「誰もが一度は通る道」ではあるけれど、18歳では心の内にとどめておくにはショックが大きすぎるのだろう。私も経験があるのでよく分かる。

 

 私は近いし幼少期からよく出かけた名古屋の名古屋大学に決まったとき、何かホッとした。よく知った街だからだ。しかし、やっぱり大都会の東京や京都・大阪の関西圏に一度は住んでみたかった。そんな気持ちが私をアメリカに向かわせたのかもしれない。