京大、来年入試から解答公表
京都大は14日、来年2月に実施する平成31年度の一般入試について、これまで非公表としていた2次試験の問題と解答例を全科目で原則公表することを明らかにした。
京大によると、一律的な解答例の公表ではなく、問題の内容に応じて解答例または出題の意図を示す。入試終了後の4月に大学のウェブサイトや窓口で公表。公表期間は2年間とする。
これまで京大は、記述式問題などでは「解答例を示すと、それ以外に答えがないとの印象を与えてしまう」として、公表には慎重な姿勢を示していた。
大学入試の解答の公表をめぐっては、文部科学省が6月、解答例の「原則公表」を明記した新たな指針を全国の大学に通知した。