用紙10枚、遺書見つかる　原因「いじめ」と記述／東北町・中1自殺

8月28日(日)11時30分配信

　青森県の東北町立上北中1年の男子生徒が2学期を目前に自殺した問題で、自宅から遺書とみられる書き置きが見つかっていたことが27日、遺族への取材で分かった。遺書の中で生徒は、自ら命を絶つに至った大きな原因について「いじめ」と記し、関わったとみられる人物も名指ししていた。

　イジメはなくならない。しかし、減らすことは出来る。イジメは、狭い空間で濃厚な人間関係がある場合に起こりやすい。すれ違うだけの関係しかない人どうしでは、イジメは起こらない。

　私が指導させてもらった、アメリカのローガン中学校にはクラスが存在しなかった。大学のように、授業毎に教室を移動していくからだ。日本のように、朝から夕方まで同じ教室に同じメンバーがいるのとは大違いだ。

　クラブ活動も存在しないので、人間関係は文字通り「すれ違う」だけだ。こういう状態では、イジメが起きにくい。

　ここ三重県では、クラスどころか江戸時代の五人組のような５人の机を１つに固めて「組」を作らせる。強制的に、濃い人間関係を作らせようとする。団結やら絆やらというヤツだ。

　こういうことをするのは、社会主義教育を理想と信じている教師がいるからだ。いったい、何人死ねば制度を変えるのだろう。イジメを受けている子を、朝から晩まで教室に閉じ込めるということは、どういうことか分かっているのだろうか。

青森で中２女子飛び込み自殺か、いじめなど学校が調査

TBS8月28日（日）18時38分

　いじめが原因かどうか調べています。
　青森市の中学２年の女子生徒が列車にはねられ死亡し、自殺とみられることから学校はいじめなどがなかったか経緯を調べています。