カオス的受験事情
四日市高校
名古屋大学
ユタ州ローガン中学校
しかし、私は説教はしない。若い頃はバカな人に出会うと腹を立てていたが、今は時間とエネルギーのムダだと理解している。腹が立って「死ね！」と思ったら「どうせ５０年以内には死ぬ」と思うことにしている。自分の時間を使うのはもったいない。
四日市高校
私は北勢中学校ではトップクラスだった。四日市高校から名古屋大学に現役で合格できたから、塾講師の目から見てもソコソコ才能があったのだろう。大学時代に英検２級だったから１級をめざした。
それで、大学の語学センターに通い最新設備の中でネイティブに指導を受けた。それだけでは足りないので大学の授業後はECCに通い、リンガフォンをやりNHKでマーシャさんの世話になった。
「四日市高校を落ちた講師が四日市高校受験生を指導する？」
名古屋大学 要するに、「考えられることは全てやった」わけだ。ところが、全く英語が話せるようにならない。ソコソコ才能のある人が、バリバリやっても身につかない。
社会に出てサラリーマンをやったら
「おまえのような奴の代わりはいくらでもいる」
扱いと知り、特殊技能がないと人間扱いされないと痛感した。それで、やはり英語を身につけるしかないと悲壮な決意のもとアメリカに渡った。
ユタ州ローガン中学校 帰国したら失業し、貯金ゼロ、持ち家なし、彼女なし、資格なしの２６歳。それだけの覚悟だった。必死に勉強した。その結果、自由に英語が話せて書けるようになった。
「２６歳無職、貯金なし、彼女なし、資格なし、何にもなし」
ところが、英検１級は合格しない。それで、稼いだお金をネイティブの個人指導につぎこんで、空き時間も全て英語の勉強にあてて合格したのは３０歳だった。
何を長々と書いているかというと、受験勉強では勝ち組と言われ、勉強の機会に恵まれ、それでも悪戦苦闘の連続でなければ英語が身につかなかったことを伝えているつもり。
「３９通の不合格通知」
英検１級の賞状
英検１級の賞状 そんな私の目から見ると「聞き流せば身につきます」とか「このDVDを見れば英語も簡単に理解できます」といった類の教材はサギに思える。いや、サギだ。
それに、自分から積極的に英語の勉強をせずに宿題だけやっている子。「そんなことで難関校が合格するはずがない」と当たり前のことを口にしたら母親が出てきて「ウチの子は一生懸命にやってます！」とのこと。
クラスの半数の子は一生懸命にやっている。しかし、宿題を一生懸命にやったところで、そんなものは誰でもやることで一生懸命という名に値しない。
「○×中学校はアホばっか！」
陵成中学 光陵中学 東員第二 東員第一
２、光陵中学校 ９名（桑名市）
３、藤原中学校 ６名（いなべ市）
４、東員第一中 ４名（員弁郡）
員弁中学校 ４名（いなべ市）
高木教育センター３名
高木教育センター３名
６、 大安中学校 ２名（いなべ市）
７、 東員第二中 １名（員弁郡）
北勢中学校 １名（いなべ市）
北勢中学校 １名（いなべ市）
賢い子はその辺の事情は、私が教えるまでもなく悟っている。この地区の中学校では校内の学力順位を教えない方針だ。左翼主義の先生が多いので格差を認めたくないのだろう。
「２級の先生が１級の生徒を指導する？」
しかし、賢い子は順位が決定的に重要であることを知っているので出来る限りの情報を収集しようとする。つまり、四日市高校、桑名高校、川越高校の過去の合格者が自分の中学では何人くらいいたのか。周囲のマジメな子の得点と比較して自分は勝てそうか。校外の試験を受ける。過去問の正解率。塾での順位などなど。
その子たちの視野にも、「宿題はちゃんとやっている」タイプの子は見えていない。ライバルと思っていない。ハッキリ言って無視か無関心。人は自立していない人、前に進もうとしない人を尊敬できないものなのだ。
「徹底的にやったら蛇蝎のごとく嫌われた件」
勉強だけではない。スポーツでも、芸術でも一流と言われる人は血のにじむような練習を繰り返すのが当たり前。言われたことだけやる人ではどのような分野であれモノにならない。使えない。
進歩とは「判断」し「実行」し「修正」し、また判断し実行し修正する無限のつながりのことだ。その判断を自分で出来ない子に進歩などありえない。人から軽く見られるのは仕方ない。
合格体験記
名大医学部 京大薬学部 三重大医学部
「２ｃｈでボコボコにされた件。ふざんけんじゃねぇ！」
日本人はチキンの人が増えた。明治時代の人だったら、ここに書いたことなど当たり前のことだ。アメリカに住んでいる時も違和感がなかった。バカ者にバカ者と言える雰囲気があった。
しかし、今の日本の教育は狂っている。偏差値や順位をつけるのは格差を助長する？そんなわけないだろう。自分にとって簡単すぎる問題集を配布され、質問をしてもマトモに答えられない先生が教壇に立つ。
そんなマジメな生徒の焦りや飢餓感が分かっているのだろうか。現実を認めるのが、そんなに怖いのか。
もっとマジメで才能のある子の言うことに耳を傾けないと日本は永久に不況から脱出できない。技術立国で生き残れない。
２０1４年度、京都大学「医学部」、大阪大学「医学部｣、京都大学「工学部」、三重大「工学部」合格。
（１） 高木教育センタ－ＨＰ(合格体験記、全国どこからでも「写メ」して添削可能)
http://homepage2.nifty.com/takagi-kyoiku/
（２）フェイス・ブック（京大の成績開示、桑高・四高のボーダー、桑名・いなべの中学ランキング）
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