オーストラリア対韓国^_^
この試合を観ながら、思った事がある。
選手をやってる以上、グランドにいる限り、決勝の舞台を踏まなければ成長は無いと言うことだ。
独特な雰囲気に包まれ、思い切ってやろうと思っても、身体が自由ではなくなる。
必死に頑張ろうとするが、予選、トーナメントを勝ち上がった疲れが襲いかかる。
この決勝点は、素晴らしい一人のしつこさ、粘りから点が生まれた。
粘ることにより、韓国のバックが一人二人と交され、味方選手にフリーのスペースを作り出した。
よく、組織で、ポゼッションで崩せと言う。
それがチームワークとでも言わんばかりだが、個で頑張れる人もチームには必ず必要だということが、改めて分かった試合だった。
韓国の頑張りも讃える。
素晴らしい試合になったのには、必ず悲劇のヒロインが存在する。
しかし、韓国は、55年もアジア王者になっていない事にはビックリした。
オーストラリアは、初優勝。
歴史にその名を残す、素晴らしい大会だった。
決勝で、日本を見たかったが、何か固定観念があるように見える日本には、魅力を感じなかった。
ワールドカップで惨敗した日本！
その時から、スタメンも変わる事があまりない。
若い力、柴崎、武藤などはこれから楽しみだが、私は、それ以上の期待を寄せてるのが、宇佐美！
こう言った選手が選ばれない事に、少しの疑問、不満がある。
海外で闘ってるから上手いのではなく、海外と、どう闘うか？
スピリットが最も重要視されなければいけない。
そう意味では、決勝で闘った二つのチームは、素晴らしいものを見せてくれた。
早く、スピリットを持った若手に切り替えなければ、次への日本が見えなくなってしまうのでは無いかと、決勝を観ていて不安がよぎったのは、私だけであろうか？