錦織圭! | 高木豊オフィシャルブログ「感動の裏には努力が存在する!」Powered by Ameba

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朝起きると、必ず窓を開け、新しい風を取り入れる。
寝てる間に、こもっていた空気の入れ替えをし、1日が始まる。
冷んやりと冷たい風、それも、心地よく感じる時と、そうでない時がある。
暮らしの中でも、日々感情の動き、その日によって違いを感じる!
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スポーツの試合中でも、感情が左右する!
一般的に言うと、勝負の流れを動かしてしまう存在なのだ。

【ピンチの後にはチャンスあり】
【チャンスの後にはピンチあり】などと表裏一体の言葉を勝負事では使う!
この事は、感情が動く事により、この言葉のような現象が生まれてくる事が多くある!

錦織選手が、ATPツアーファイナル準決勝で戦った試合は、正しく流れ、感情の動きが感じられた。
立ち上がり、ジョコビッチの速攻にやられ、何をして良いか考えながら様子を伺う。
第1ゲーム取られた後の第2ゲーム、反撃に出る。
相手の勢いを止め、サービスをブレイクして行く。
見事に、第2セットを6-3でモノにするが、問題の流れを変えた、第3ゲームの、1ゲーム目!
相手のサービスゲームを、ブレイクチャンスが2回もあったのに、ミスで取れなかった。
ここから、一気に勝負がついてしまう!

世界ランク1位の選手に、チャンスがありながらモノにできなかったと言う焦りが、落胆が負けに繋がったと感じた!

最終ゲームは、1セットも取れずの0-6で負けたが、それほどの差は感じない。
が、心のコントロールを最後まで乱さなかった、ジョコビッチは、やはり素晴らしい。

勝負の世界、トップクラスになると、感情の動き、精神、流れを、いかに自分のものにしていくか、自分自身に勝った人だけが、世界の頂点に登りつめるのであろう事が、よく分かった試合だった!