【イノダコーヒ(横浜駅)】 | 車イス生活になった元「横浜山手のカフェのマスター」のカフェ巡り日記

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車イス生活になってから行った「横浜カフェ」の日記を中心に書いていくブログです。
「物理的バリアフリー」「接客的バリアフリー」がどうであったかという視点で書いています。
また、駅からの道順や道路状況、トイレ情報などについても、できる限りまとめていきます。

 

【横浜駅界隈でちょっと美味しいコーヒーを飲みたくなったら行くべきお店6選】

としても紹介できる、デパートにある王道の喫茶店です。

 

まず、声を大にして言いたいことは…

正しくは「イノダコーヒ」です。

「コーヒ」であって、「コーヒー」ではないということです。

 

では、その理由は…

「もともと“珈琲”と漢字表記しておりまして、それが“こうひ”と平仮名になり、“コーヒ”になったんです。」

ということらしいです。

 

 

☆プリン

 

☆イノダジャーマンブレンド

 

☆フレンチトースト

どう見ても、どうやって食べても、揚げパンのようなフレンチトースト。

 

 

 

【車イスで行ってみて…】

横浜高島屋にあるので、行く前から心配事は一切ありませんでした。

行ってみると、実際にそうでした。

席も選べますし。

入口から近くの、「入りやすく、出やすい」ようなところを探す必要もなかったです。

選べることで、逆に、選べなくなりそうな。

店内の通路も、車イスでも通れる幅を考えて、テーブル、椅子を配置しているのではないかと感じたほどです。

 

 

【トイレ情報】

すぐ近くにあります。

お店を出て、右へ、ずっと沿って進んで1分以内のところです。

横浜高島屋は、フロアマップを見ても分かりづらいところがありますが、こんなに近くにあるのは助かりますね。

 

オストメイト対応多目的トイレです。

フル完備のトイレだと思いますが、トイレについては後日まとめて書きたいと思います。

 

 

【勝手な想像と独り言と…】

本当にコーヒーを楽しむために行く方にお伝えしたいのは…

コーヒーの抽出方法を気にされる時は、しっかりと確認したほうがいいということです。

「ネルドリップですか?」と聞くと、

「イノダジャーマンブレンドはペーパー」ですと言われました。

ただ、この質問では、ハンドドリップかどうかは分かりません。

10杯分をまとめてマシンで淹れるネルドリップもあれば、1杯分をペーパーでハンドドリップもありますので。

 

 

【物理的、接客的バリアフリーについての評価】

お店に入るなり、

「車イスのままご入店されますか?」と聞かれました。

初めてのことであり、想定外でもある質問でした。

こちらの質問の意図を考えると、次のようなお客様がいると思いました。

 

例えば、歩くのは杖を使うなど不自由なので、移動手段として車イスを使用しているパターンです。

イメージしやすいのは、60代の女性が80代の親を病院へ連れて行った帰りに寄ることです。

立つことも、少し歩くこともできる方の場合、車イスが邪魔になったり、店内の椅子のほうがゆったり座れて楽なこともあります。

それで、判断を委ねるための先述の質問になります。

ここから感じられるのは、車イスで来店されるお客様に慣れているお店であるということです。

 

車イスでなかったとしても、お客様の年齢層も高いです。

平均年齢60歳くらいでしょうか。

80、90歳のお客様のための接客をしているので、それ以外の方々に対しても優しい接客になり、

それがお店の「品格」のようなものをつくっているのかもしれません。

 

物理的、接客的バリアフリーの評価はこれ以上ないものです。

ただ、それは、横浜高島屋のようなデパートの中にあるお店という前提があるからです。

 

その前提なしに考えても、こちらのお店については、

『横浜駅界隈でちょっと美味しいコーヒーを飲みたくなったら行くべきお店』

『デパートにある王道の喫茶店』

という、コーヒーを純粋に楽しめるお店であるとオススメしたいです。

 

【店舗情報】

■イノダコーヒ(横浜駅)

住所:横浜市西区南幸1-6-31 横浜高島屋6F

電話番号:045-314-8400

営業時間:10:00〜20:00

定休日:横浜高島屋の休業日に準ずる

最寄駅:各線「横浜」駅

HP:http://www.inoda-coffee.co.jp/

 

※カフェ以外に行ったラーメン屋などのお店については、Instagramのほうをご覧ください↓

https://www.instagram.com/yokohamayamatecoffee/