「良い立地とは」
「成功するか否かは立地で決まる」
一口に「立地」と言っても、「立地」とは何か。
人通りが多ければ良い立地なのか。
もしそうであれば、住宅地は良い立地ではないことになりますし、
駅近くが最高の立地であることになります。
では、住宅地でも人通りが多ければ良いのか。
結局、「お客様」になる可能性が高い人が多くないと意味がないとも言えます。
極端な例を挙げると…
横浜山手周辺の地域は、多くの外国人が住んでいます。
したがって、ハロウィンの日は、1年の中でも最も人通りが多い1日と言えます。
この時の「人通りが多い」は、立地が良いと言えるのでしょうか?
ただ、人通りが多いだけであって、お客様になる可能性のある方は「0」に近いです。
そのようなことも含めて考えると、良い立地とは…
「やりたいこと」と、その立地の「客層」がマッチすることだと考えています。
その後に、不動産、物件の難しさが出てきます。
当店は、全体で「80㎡」の広さがあり、分譲マンションのファミリータイプの広さです。
横浜で一番の高級住宅地であるため、それ相応の高い家賃が発生しています。
「山手町」らしい家賃です。
1人で営業しているお店としては、高い家賃であることが、飲食業の難点になります。
例えば、コーヒースタンドやカフェで、広さが「40㎡」になり、家賃も半分になれば、
成功する確率は高くなると思います。
ただ、「山手町」にはそういった不動産はほぼありません。
では、人を雇うことを考えると…
そのお話は、また改めてにしようと思います。
「家賃」「広さ」という不動産とのマッチも欠かせない要素の1つと言えるでしょう。
1人でお店をやっているのに、やたら広いラーメン屋へ行ったことありませんか?
逆に、いわゆる「激狭」な飲食店へ行ったことはないですか?
やりたいことが明確でも、地域を決めたとしても、100%理想の物件はないと思ったほうが良いです。
大切なことは、その物件にやりたいことを「落とし込む」ことであり、順応させることです。
立地の話から少し脱線した感じもありますが、
「物件探し」「物件選び」についても、改めて書きたいと思います。