店名は大事です。
店名で「何屋」であるか、何が「売り」であるか分かったほうが良いからです。
普通のことを、普通に言っているだけですが…
例えば、好きなコーヒー屋や、有名なカフェを思い浮かべてみてください。
その店名だけでも、コーヒー屋であることが分かるものではないでしょうか?
当店のコーヒー豆の仕入先の1つに、「横浜元町珈琲」があります。
シンプルの一言です。
店名からは喫茶店なのか豆屋か分からずとも、
コーヒー屋であることは一目瞭然です。
きっと「横浜」「元町」のお店であることも容易に想像できます。
実際は、開業時に「元町」にお店があり、今は「山手」にあります。
そうすると、「横浜山手珈琲」になりそうですね。
また、紙媒体の宣伝もそうですし、Facebook広告でも感じることがあります。
例えば、チラシを手にとった時に、その中身を見る気になるか。
例えば、広告ページが表示された時に、ワンクリックするか。
その辺りにも、店名の影響が出てくるところです。
僕の好きな喫茶店の1つに、「紅琲道場」というお店があります。
名前の由来は定かではありませんが、「紅茶」と「珈琲」にこだわっているため、
「紅琲」と名付けたのだと感じます。
後々、名刺やショップカードを作るとしても、店名は「頭」にあります。
「何をやりたいか」「何を売りたいか」、その想いを込めて店名は決めるべきだと思います。
ちなみに当店については…
「Makrs house」という住宅のブランド名に、「Cafe」を付けたものになります。
ブランド名と店名のイメージの順番は異なるかもしれませんが、
勝手にイメージすると、ロンハーマンカフェのようなものです。
「Marks house」で建売住宅の分譲をしていますし、リフォーム事業も展開しています。
あくまで「ショールームの中でカフェとしても営業しています」の形なので、
当店の店名にも根拠があり、カフェとしてのコンセプトがあります。
そういったことをなかなか伝えることが難しい外国人のお客様からは、
「あなたはマークスですか?」
「ここは、あなたの家ですか?」
このように聞かれることもあります。
冗談半分かは分かりませんが…
確かに、「house」と「cafe」が混在していると、外国人のお客様からは分かりづらいかもしれません。
名前を付けることに困ったら、有名店、繁盛店を参考にされることをオススメします。