何もないところでつまづきました、高木です
先日、少し変わった形の物件の案内をしました。
それは、中区のマンションでした。
何が変わっているのかというと…
物件案内ですが、物件は二の次ということです。
地域的なことを案内させていただきました。
それは、このようなやりとりが始まりでした。
僕「メンバーシップへご登録いただき、ありがとうございました」
「どのような物件をお探しでしょうか?」
お客様「中区で3,500万円くらいのマンションを探しているんですけど…」
僕「中区のどちらの地域がご希望でしょうか?」
お客様「知人から勧められて、何となく中区で探しています…」
このような会話です。
中区でお探しの方には多いです。
横浜の中心地だからだと思います。
ただ、中区でも色々な場所があることをお伝えしたいです。
山手町、
関内、
山手町、
伊勢佐木町、
本牧、
根岸…
面積にすると、中区は広い区ではありません。
それでも、それぞれの地域に、様々な特徴があります。
「中区」と、ひとくくりにすることができません。
では、中区でどちらの地域がオススメなのか。
オススメなんてありません。
大切なことは、物件をお探しの人が、どちらの地域を好むかです。
どちらの地域に住めば、気持ち良く生活できて、幸せになれるか…
そういったことだと考えています。
その案内を振り返ってみます。
10時にお客様のご自宅にお迎え。
まず、日本大通にあるgooz(グーツ)で、コーヒーを買って、スタートです。
中区に住んでいる人の休日の朝は、こちらでゆっくり過ごす人が多いと話をしながら。
中華街を抜けながら、山下町のタワーマンションを眺めます。
お子様がいたので、子育て環境が良いとは言えないという話になりました。
土日祝日は元町商店街を車で通れないので、横目で見ながら通り過ぎます。
次は、新山下エリアです。
大きなマンションが建ち並んでいます。
一番のメリットは、みなとみらい線の始発駅である「元町・中華街」が利用できること。
次に向かったのは、本牧です。
完全にバス便の地域となりますが、街として完成されています。
商業施設もあり、買い物などは便利です。
街自体もゆったりとしているので、過ごしやすい地域と言えます。
ただ、バス便なんですよね…
そこから「根岸」駅の方へ行くのですが、こちらはお好みに合わなかったようです。
住所こそ「中区」ですが、「磯子区」に感じるということで。
そう思ったのも束の間、根岸森林公園周辺を気に入っていただけました。
根岸湾の眺望です。
海が見えることを希望している方は、「根岸旭台」周辺に行くと良いです。
予算オーバーしてしまう方は、「屏風ヶ浦」へ行きましょう。
とある有名人の家の前も通りました。
根岸森林公園の前の通りは、山手本通りでもあります。
山手エレーナから始まり、
えの木てい、
山手十番館…
前職でコーヒーを納品していたお店のことと、
「ロシュ」というお店に行こうと思いながら、行っていないことを話ながら。
それと、いわゆるヴィンテージマンションについてもです。
昭和40年台築のマンションでも、4,000万円、5,000万円以上で売買されているという話です。
実際の案内は、もっと細かいです。
何を伝えたいのかというと、
物件情報収集も大切ですが、地域を知ることも大切ということです。
ライフスタイルに物件を当てはめるという考え方もありますが、
ある物件にライフスタイルを落とし込むことも大切です。
資産価値という観点でも物件を見てみてください。
物件をお探しの方へ。
横浜のどちらの街が好きでしょうか
中区の何を知っているでしょうか
不動産屋を頼って、損はないと思います。
僕が1日がかりで中区の観光をしても、お金はかかりませんし。
中区観光をご希望の方、お気軽にお問合せください
いつになるか分かりませんが、
「不動産屋が教える、中区で本当においしいお店」
これを特集したいと思っています。
中区にある不動産屋として、何ができるかを考えています。