去年食べた1年分の砂肝を、1日で食べました、高木です![]()
もう1度、仲介手数料について考えました。
不動産の売買をすると、手数料が発生します。
売主様、買主様が、不動産の売却、購入できたことでいただく報酬です。
よく言われる、
「売買価格×3%+6万円」のことです。
以前にも、仲介手数料については、色々と書いてきました。
今回改めて考えたことは、価格には根拠があるということです。
横浜スタイルでは、仲介手数料を上限よりも安くしています。
設立当初からです。
1つの見方は、他社よりも安いこと。
もう1つの見方は、他社は横浜スタイルよりも高いということ。
「安かろう、悪かろう」と言われていると、噂ではよく聞きます。
きっと、僕が知らないところでは、もっと言われているはずです。
仲介手数料が安いから不安…
そんな声もあります。
イメージで話をすると、それは仕方のないことなのかもしれません。
ただ、イメージの話です。
考えてほしいのは、価格には根拠があるということです。
似ているところだと、新築マンションと中古マンションの違いかもしれません。
他社と横浜スタイルとは何が違うのか。
・駅近、路面店1階と空中店舗
・広告チラシの有無(新聞折込、電車内、電柱など)
・スタッフの数(受付事務も含む)
これだけあると、仲介手数料に差が出てきて当然です。
結局、ビジネスモデルというか、収入と支出のバランスだと思います。
いくら投資して、いくら回収するか。
不動産仲介業なので、営業や業務としてやっている内容は同じです。
どこにお金をかけるか。
ここに違いがあるだけです。
伝えたいことが分からなくなってきそうですが…
一番伝えたいことは、「安かろう、悪かろう」ではないということ。
価格には根拠があるということ。
会社の看板などではなく、営業マン1人1人を見てほしいです。
それが本質の1つだと思います。
どの会社に任せるかというよりも、どの営業マンに任せるかが大切です。
仲介手数料が安いことに悪いことはあるのでしょうか![]()
「3,000万円」の物件を例に挙げます。
新築戸建であれば、他社よりも「45万円」安くなります。
それ以外であれば、「30万円」です。
たったの「1.5%」「1%」かもしれません。
「されど」です。
1、2ヶ月分の給料になります。
同じ金額が宝クジで当たったらうれしくないでしょうか![]()
意味は違うかもしれませんが、お金はお金なので金額は同じです。
時間に置き換えても同様です。
起きるのが辛くて「もう30分」と寝てしまうこともありますが、
夜更かしをしてボーっとテレビを見ている「30分」も同じ時間です。
そういった考え方が必要だと思います。
僕の場合は、不動産業であり、仲介手数料のことなので実感しますが、
他のことでも、物事の本質を考えるクセをつけなければいけないと感じています。
言葉にすると簡単ですが、なかなか難しいことです。
難しいことから目を背けず、何となく情報に流されないように、
意識していくことが大切だと思います。
社内では、経理の人が経費にうるさいです。
「メール便80円」 「速達180円」
「モノクロ4円」 「カラーコピー25円」
事務所の至るところに、このようなラベルが貼られています。
また、社長も上司も営業も、かかってきた電話に出ます。
来客があれば、手があいている人がお茶を出します。
事務の女の子が欲しくなる時もありますが、自分たちでやっています。
売上収入を上げることも大事ですが、
それと同じくらい支出を減らすことが大事です。
ダイエットで言えば、運動をしてカロリーを消費することも大事ですが、
食べる量を減らして、摂取カロリーを減らすことのほうが大事だったりします。
むしろ、ダイエットに関しては、そのほうが楽です。
仲介手数料が安くできるのは、
企業努力であると、少しでも分かっていただけると幸いです。
そのようなことを考えた、日曜日の夜でした。
最後に一言。
「仲介手数料無料」の仲介業者さんもいます。
それは、それで、価格に根拠があるかもしれませんので、ご注意ください。