W様、ご契約おめでとうございます
といっても、もうすぐ決済ですね。
毎回、毎回思うのですが、僕は何をやっていたのでしょうか
W様のご案内は2度だけでした。
僕とお会いする前から、ご購入された物件に半分決めていたと思います。
問題は、本当にそちらを買っていいかどうかということでした。
そこで2度目のご案内の時は、ご検討の対象になりそうな物件を見に行きました。
数にして、10件は超えていたと思います。
結果的に、最初の物件に戻ってきましたね。
全て僕の思っていた通りでした
ただ、最後に1つだけ迷われたポイントがあります。
現場は決めたのですが、どちらの号棟にしようかということです。
結構迷っていたと感じました。
迷った時の不動産屋です。
不動産価値からすると、角地の評価は高いです。
もちろん、価格も高いです。
ただ、「角地=価格が高い」は本質ではありません。
それは、「南道路=日当たりが良い=価格が高い」と同様です。
つまり、価格の根拠は需要にあるということです。
例えば、同じ条件の土地で価格が同じだった場合に、
北道路と南道路が販売されれば、南道路のほうを選ぶ方がほとんどです。
それは、日当たりが良いほうが好まれるからです。
つまり、「日当たりが良い」ことが価格を高くしているわけではなく、
「日当たりが良い」ことで需要が多くなることが、価格を高くしています。
話が少しそれてしまったかもしれませんが…
今回の場合、角地とそうでない号棟の価格差が「400万円」ありました。
室内を比べると、そこまでの価格差を感じることができませんでした。
そこで僕は、角地でないほうの号棟をお勧めしました。
ここで言いたいのは、角地であっても、それほどの価値がないということです。
最終的にご決断されたのはW様ですが、
自分の考えをしっかりお伝えすることができたことはよかったと思います。
そのようなやりとりが印象に残っているご契約でした。
1週間の間に2回のご案内と、ご契約があっという間に終わってしまいました。
決済部のほうが連絡を多くとっていると思います。
もしかすると、僕のことを忘れられているかも…
お引っ越しされて、落ち着いたらお邪魔させていただきます。
またお会いできることを、密かに楽しみにしています