すごい制度 | 車イス生活になった元「横浜山手のカフェのマスター」のカフェ巡り日記

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車イス生活になってから行った「横浜カフェ」の日記を中心に書いていくブログです。
「物理的バリアフリー」「接客的バリアフリー」がどうであったかという視点で書いています。
また、駅からの道順や道路状況、トイレ情報などについても、できる限りまとめていきます。

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昨夜のボクシングとグータンヌーボの話です。



世の中にはたくさんの会社がある中で、


一風変わった制度がある、おもしろい会社があります。


その1つが21(トゥーワン)。


広島県を中心に全国展開しているメガネチェーンです。



何が変わっているかと言うと…


「内部留保ゼロ」という営業目標。


つまり、利益は社員で折半し、会社にお金を残さないということ。


一番分かりやすく、且つ、会社の原点のような感じもします。


ボーナスとは何か。


会社の利益の余剰金を社員に分配すること。


こう考えると、わりとシンプルなことのように感じます。


まぁ、利益を上げてもなく会社は赤字なのに、


ボーナスをもらえるほうがおかしいということ。


会社が大きかったり、自分が会社の1つの歯車のように考えると、


仕事の本質というか、どこから自分がもらえる給料が発生してるのか、


なかなか考えることのないことかもしれません。


これは、モチベーションの低さを生む原因になるとも考えられます。


全く逆をいくのが、この会社です。


他にも…



・役職は存在しない


・社長は4年任期の持ち回り


・経営者も社員も、評価と給料は社内ウェブで開示



色々な制度はありますが、


作ろうと思っても作れるものではありません。


会社の成り立ちがそうさせたようです。



①設立当初は低価格で他社と競争


②人件費を削り、少ない給料で働いていた


③当然、役職手当も支給できない


④経理など他の部署に人員を割けない


⑤余分なキャッシュがあれば運転資金に回す


⑥儲かった時に社員の間で分配する



このような流れがあったため、


今のような制度になっていったそう。


社員全員が平等で、会社のお金の流れなども把握し、


互いの評価も全て管理しなければならなかった過去があったということ。



デメリットはないだろうかはてなマーク


メリットだけがクローズアップされていないかはてなマーク


その辺りは、また考えてみます。


ただ、会社の経営がうまくいっている以上、


デメリットがあるにしても、メリットがそれを上回っているのは間違いないでしょう。



確かに、色々なことが明確になったほうが、


目的意識を強く持てそうな気もします。


例えば…


固定給をもらっている以上、


自分がいくら売り上げないと、会社は赤字なのか。


赤字になるということは、自分のいる意味がないということ。


逆に、いくら売り上げれば会社にとっていくらプラスだから、


ボーナスはいくらもらえるか。



横浜スタイルにいるので、


色々なことを考えられているのかなと思っています。


大きな会社だったら、そんなこと考えていなかったはずです。


自分自身に責任を感じながら、仕事をしています。


たまに、プレッシャーを感じて、手がボツボツすることもあります。


それも仕事です。


他にも色々な会社で、色々なすごい制度があると思います。


ただ、根本的には会社を良くするために、


それが「制度」という形になったものです。


そういえば横浜スタイルにも形骸化したルールがありました。


良いのか、悪いのか…


本当はルール自体がないのが一番だとは思いますが。



これからも少しずつ、会社を良くしていければと思いますグッド!

(日経ビジネスより)