夢の中へ現実逃避します、高木です
ただ、睡眠をとることで頭の中で整理されるようです。
パソコンでいう、デフラグといったところでしょうか
この前、社長と、「有言実行」と「不言実行」の話をしました。
色々な性格の方がいますし、良し悪しを語るわけではありません。
社長との話の中では、「有言実行」の反対語は、「無言実行」かなということでした。
「有」の反対が「無」だからです。
調べてみると、「不言実行」が正解でした
ただ、そこからが勉強です。
もともと「不言実行」という言葉があって、「有言実行」というのは、その造語だったのです。
どっちでも良いと思えば、それでこの話はおしまいになります。
ただ、言葉って、難しいなと感じたところでもあります。
イメージしている言葉の意味と、本来の意味と違うことも多いです。
最近気になった言葉と、その意味があります。
ジンクス…アメリカ起源の言葉で、本来は縁起の悪い物事を言う。
憮然…思い通りにならなくて、不満なさま。
遺憾…思っている通りにならなくて心残りであること。残念なさま。
ジンクスについては、縁起の良いことでも使われるのが一般化しています。
あと、政治家が度々口にする、「遺憾」という言葉。
もしかすると、間違って使われていることが多いのではないでしょうか
また、間違えやすい慣用句もあります。
「足をすくわれる」○ 「足元をすくわれる」×
「笑みがこぼれる」○ 「笑顔がこぼれる」×
「全然」という言葉は、本来でしたら、「全然~ない」というように否定形で使われるものです。
ただ、最近だと、「全然おいしい」というように肯定形でも使われる場合が多いです。
「とても」も、以前は否定形で使われていたものです。
言葉は時代によって変化するものということでしょうか。
今回、何が言いたかったのかというと…
まず、自分で使う言葉の中に分からないことがあれば調べようということ。
また、テレビや雑誌などのメディアにも注意してもらいたいということ。
誤って使われていることも多いと思うので、
それが一般化しないようにしてもらいたいものです。
「バイト敬語」と同様です。
本来の意味からすると間違えであっても、
聞き慣れてしまうとそれが正しいように思えてしまいます。
そうやって、日本語が乱れていってしまうのは残念です。
まずは、自分の言葉遣いから、注意していきたいと思います