何かの雑誌に書いてありました
江戸時代の茶人・川上不白の表現についてです。
物事を習得する際の段階を、3段階に分けて表現しています。
それは、「守・破・離」であると。
「守」は、師匠の型を真似ること。
「破」は、学んだ型を一旦分解して、自分なりのアレンジを加えること。
「離」は、それらを再構築して、自分の型をつくること。
「なるほどなぁ」と思いました。
サッカーで例えるなら…
トルシエ監督は、選手に規律を求めました。
ジーコ監督は、自由を与えました。
このどちらが正解であり、間違えというわけではありません。
ただ、ある程度のルールがあるうえで、自由にやることによってチームが強くなりそうな気はします。
僕は、入社して半年が経過しました
不動産仲介としての仕事にも慣れてきたところです
横浜スタイルの社風や営業についても、ある程度の形にはなってきたと思います。
次の半年で、それらを確立することを目標に頑張ります
僕自身が横浜スタイルの一員として自立した後、
「高木スタイル」を構築した時に、さらに成長するのかなと感じました。
ただ、あくまでベースとなる型であって、自分のスタイルに執着しようとは考えません。
不動産市場は流動的ですし、様々なタイプのお客様もいらっしゃいます。
それなのに、自分のスタイルにこだわりすぎると、
視野の狭い営業となってしまうでしょう。
そうならないためにも、今はより多くの事を吸収する時期だと思います。
最後になりますが…
こちらの川上不白のお墓は、東京・谷中にあるそうです。
先日紹介したチルドコーヒーのお店です。
何とも奇遇です。
先のことを見据えながら、目の前のことを頑張ろうと思った、川上不白の表現でした