番宣広告シリーズ ~ 放送1,000回を迎えた『ミユキ野球教室』(昭和51年5月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

昭和51(1976)年5月23日(日曜)。この日に放送1,000回を迎えた ミユキ野球教室 を中心とした日曜放送の 日本テレビ長寿番組 という珍しい番宣広告。



昭和32年3月17日に放送スタートしたミユキ野球教室だが、この広告ではスポンサーである 御幸毛織 を指す「ミユキ」の文字が記されておらず、単なる「野球教室」表記となっている。

日本テレビだけに、内容が 読売ジャイアンツ に偏りがちなのは当然として、この年は第1次 長嶋茂雄監督 時代の2年目、王貞治 と日本ハムから移籍してきた 張本勲 の「OH砲」が巨人軍の看板となっており、監督とOH砲の3人が広告に登場している。


  昭和51年5月23日(日曜)のテレビ欄
 

その他にも紹介されている長寿番組が『宗教の時間』(午前6時30分~=2001年3月終了)、『健康増進時代』(午前7時45分~=1995年3月終了)、『春夏秋冬』(午後12時15分~=昭和57年3月終了)、『笑点』(午後5時15分~=放送中)、『すばらしい世界旅行』(午後7時30分~=1990年9月終了)。

令和の現在も続く『笑点』は説明不要だが、『春夏秋冬』をのぞく4番組が、いずれも意外や 平成時代まで続いていた ことに驚く。

『笑点』は先日(5月26日)放送分で 2,912回 とテロップが出ていた。あらためて、ケタ違いの長寿番組であることを思い知らされる。