星の王子さま 円楽を中心に 陳平、小円遊、三浦布美子など人気者がいっぱい、笑ってやってください――。
昭和44(1969)年4月8日(火曜)。日本テレビで夜8時から放送スタートした下町人情喜劇 笑ってよいしょ の番宣広告。
一見するとバラエティ番組のようだが、ドラマ仕立ての番組だった模様だ。笑点でおなじみの 三遊亭円楽、三遊亭小円遊 をはじめ、野末陳平、三浦布美子、E・H・エリック、雷門ケン坊、楠トシエ、太田博之、川口恵子、江戸家猫八、上田吉二郎、榎本健一 と出演陣が大変豪華なことに驚かされる。
川口恵子は私的に『ウルトラセブン』のクレージーゴンの回(勇気ある戦い)で、心臓手術を前にダダをこねては困らせる 少年のお姉さん役 が印象深い清楚系お姉さんだったが、約1年後にはこんな番組にも出演していたようだ。
笑点の司会以降は「馬 or 馬面」が定番だった円楽のニックネームが、まだ本当に「星の王子さま」であり、針すなお のイラストで描かれている通り、野末陳平のトレードマークがまだ サングラス姿 だったことに時代が感じられる。
昭和44年4月8日(火曜)のテレビ欄