本の広告シリーズ ~ ワクワク止まらぬ二見書房のサラ・ブックス (昭和50年07月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

昭和50(1975)年7月。二見書房サラ・ブックス から発売の『お化けの住所録』(590円也)の新聞広告。



著者のお化けを守る会・会長の 平野威馬雄 は、あのレミパンこと 平野レミのお父さん。この手のお化けや幽霊、UFO、宇宙人に関する著書が多いことでも知られるが、それだけでなく フランス文学の研究各種エッセイ伝記詩作混血児の救済支援活動 などでも知られる実に多芸多才な人物だ。

この広告にある二見書房のサラ・ブックスのラインナップを見ても お化けUFOユリ・ゲラー狐狗狸さん西洋呪い術心霊写真と、もうワクワクが止まらん。サラ・ブックスではないようだが、同じく二見書房から発売されている「紅茶キノコの本」には、さほどワクワクしないが……。

昨今の本屋さんの児童書コーナーに足りないのは、このテイストだと思う。今のご時世ではあれこれと難しいのかな? とりあえず電子書籍で構わないので、当時、大ヒットした『恐怖の心霊写真集』をはじめ、この手の書籍を再発売してもらいたいものだ。心霊写真の著作権 がどうなっているのか? は知らないけど。