今年も出た出たスポーツ報知のプロ野球選手名鑑(セ・リーグ編) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

今日(2月24日)発売の スポーツ報知 は、毎年恒例の プロ野球選手名鑑 (セ・リーグ編)の付録つきだ。



今年も特定の球団限定でペナントレースの行方を占う意味で、非常に重要……ではない 余計な情報 が満載。プロ野球に興味がない人でも楽しめる仕様となっている。

昨年に引き続いて、今年もとくに 中日ドラゴンズ に関する「余計な情報」が充実しまくっている。こういった余計な情報にこそ、現場で取材する記者の力量が問われているともいえる。



 

三好大輪外野手 (背番号30)が宮崎のコンビニにて決済時に「paypay」を「パイパイ」と連呼していた話。天性の打撃センスで知られる 岡林勇希外野手 (背番号60)が熱海のことを「ねっかい」と呼んでいた……などなど笑える系の話。


 

一昨年にR社のカード審査に落ちてしまい落胆するも、外資系A社の審査をクリアした 山本拓実投手 (背番号59)が自主トレに向かう際、宮古島までの航空券もコンシェルジュサービスでクールに手配し感動した話などは、昨年からの連続ドラマとしても楽しめる。



また 岡野祐一郎投手 (背番号36)を「やっぱり岡野はモテる」と報道陣に再密告したと伝えられる 郡司裕也捕手 (背番号44)が、在宅ワーク用に父・盛さんに高級ゲーミングチェアを贈った親孝行話などは涙なしでは読めない…。

プロ野球に限った話ではないが、スポーツを楽しむうえで、こういった 余計な情報の積み重ねこそが大事なスパイス となる。大本営発表ばかりだと、都合の良い宣伝ばかりに偏ってしまい、こうした面白さを醸し出すことはできない。この選手名鑑の「余計な情報」は毎日、現場で密着取材されている記者さんの皆さんの苦労の賜物だ。

明日(2月25日)発売のパ・リーグ編も楽しみに待とう!