昭和41年2月、週刊少年キング の人気者 なるへそくん (山根あおおに作)のキャラクター菓子 ウインナ なるへそチョコレート (和泉製菓)の新発売を告げる新聞広告。
キャラクター商品ではあるのだが、なるへそくんに関しては、もともとが和泉製菓の販促用キャラクターで、それが 山根あおおに (山根青鬼)の漫画とともに週刊少年キングに連載という順番だったそうだ。
アニメ化の話も進められており、パイロット版までは制作されたが、残念ながら放送には至らず……。アニメ化されることで (再) が繰り返されたりすることで、時代を超え、下の世代にも語り継がれている漫画作品は多いモノだが、『なるへそくん』は、アニメ化されなかった ことで、その恩恵にあずかれなかった典型的作品かも。
週刊少年キングで読んだ記憶はないのだが、昭和44年生まれの私も、なるへそくんの存在は知っている。ある世代限定で知名度が高かった漫画 なのかも知れない。