新聞広告シリーズ ~ 黒子さんと白子さんの顔がかなり違うロゼット洗顔パスタ (昭和35年8月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

昭和35年8月。ご存知、黒子さんと白子さん の顔が、おなじみのソレとはかなり違う ロゼット洗顔パスタ (ロゼット本舗)名物の漫画新聞広告。



黒子さんと白子さんといえば、デフォルメの限界まで 巨大化した「目」 こそが特徴なのだが、昭和35年版は白子さんが、悪役と見間違うかのような 三白眼。白子さんは対照的に、ドカベンこと山田太郎や、のらくろと結婚する焼き鳥屋の娘・おぎんちゃんと同じく 黒目のみ というデザインだ。

しかし、一見善良そうな風貌の白子さんが、1コマ目でいきなり 「久しぶりだけど相変らず黒いわねェ」 と不躾にかます展開は、いつも通り。普通、いきなりこんなこと言われたらケンカにでもなりそうなもんだが、黒子さんはオトナだ。