ムー一族 ~ 荒井注の全裸と死神博士と若人あきらと | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

先週月曜にBS12にて放送されていた 『ムー一族』(再) の第10話をボーっと眺めていたら、本放送(昭和53年)から42年が過ぎた今となってもなお、いちいち面白い箇所があり過ぎて困る。

まず冒頭の郷ひろみと樹木希林が 『林檎殺人事件』 を歌うパートで、郷ひろみのモノマネで有名な 若人あきら (現・我修院達也)が登場。

 



続いて、亡くなった祖母からのハガキを届ける郵便配達人として、死神博士こと 天本英世 が登場。大正生まれ(大正15年生まれ)の日本人としては高身長(公称180㎝)のイメージがある天本英世だが、ショッカー基地でも平成教育委員会のスタジオでもなく、いわゆる日本家屋のセットに入ると、その背の高さが他の出演者と比べて、さらに際立つことを発見。

 




さらには住職としてレギュラー出演している 荒井注 が、「お暑いでしょうから、(羽織物を)お脱ぎになれば?」と言われるや、ふんどし姿から全裸になってしまう 脱ぎ芸 (?)を披露。お尻と股間にはボカシまで入っている…。




 

ドリフ時代は「チョットだけヨ~!」とストリップ芸を披露する加藤茶を叱り飛ばす、いかりや長介への反抗も込めて「いいぞ、やれやれ!」とはやし立てる役割でだった荒井注だが、ここでは自身がキレ芸ならぬ脱ぎ芸に開眼! 生放送も多かった『ムー一族』で、その際はボカシが間に合ったのか? 今後も荒井注扮する住職の登場時には、ボーッとしていられない。

 




 

今回は、平成時代初期に 「失踪事件」 (若人あきら=熱海市)、「カラオケボックス事件」  (荒井注=伊東市)と、ともに静岡県を舞台に、世間を震撼させた二大事件の主役2人の姿を見られただけでも、とてもお得な気分だ。