閑話休題、妻の悪癖の第3話。


とにかく何でもかんでも先送り。前もってとか準備という言葉がないらしい。無気力にすら見える。こういうのは楽しいはずの旅行の時にすら発揮される。


私自身旅行が好きで、妻も温泉が好きだ。妻が暴言を吐いたり、異常行動をしたりして耐えかねる事が多い日々の中、家にずっといるよりは私自身の息抜きにもなるし、妻の気分転換になって改善に向かえば良いなと、あちこち温泉旅館に連れて行ったりしていた。


しかし、まず準備段階から酷い。とても専業主婦のやることと思えない。


行くこと自体ずっと前から伝えているのに、本当にギリギリのギリギリになるまで荷造りをしない。やり始めるのは前日の夜遅くになってからで、それも洗濯からだ。


妻は日々全然洗濯をしないので(私は着替えがなくなって困るので、仕方なく自分の服やタオル類などの洗濯を仕事終わりにやっている)、出発前日の夜10時も過ぎた頃から慌てて洗濯を始める。

こだわりがあって、普通のもの、ニット類、下着類を分けてやるので、これだけでもう何時間もかかり、夜中に突入。さらにそこから乾燥機にかける。


私はさっさと娘と風呂に入り、寝かしつけして、荷造りを終えて寝ている頃だ。


また、妻は何度言っても面倒くさいと言って風呂は数日に1度しか入らないのに、温泉旅館に行くために、事前に風呂に入るという訳の分からないことをする。普段入らないなら、もうそのままでもいいでしょと思うが、人に見られるから取り繕おうとするのだ。こうして外面しか知らない人は妻に騙される。


さて、そこからようやく荷物のパッキング。念には念をと必要と思えないものも、とりあえずと詰め込むので、荷物が大量になる。こういうところも計画性のなさを感じる。


かくして、荷造りが終わるのは出発当日の朝となる。しかも、朝9時に出るよと伝えておいて、10時に出発できたらまだマシな方。2時間遅れが標準。


こうして完全徹夜が完成。私は運転、娘も車中起きている中で、1人だけ移動中気持ち悪いと寝ている。そりゃ徹夜すれば当たり前でしょ。自業自得としか言いようがない。


娘が幼稚園に行っている間や昼寝している間は毎日あるのだから、前もって洗濯したり、事前に荷造りしたりしておけばこんなことにはならないのに、何十回と繰り返しても反省がない。


最初の頃は、「せっかくの旅行楽しめないなんて勿体ないよ?早めに準備しておいてね」と伝えていたものの、それにもキレてくるようになったのでもう諦めた。


そして温泉に着いたら着いたで、睡眠時間を削って夜中も何時間も入りに行くので、また寝不足。帰宅路もまた寝ていることになる。


ようやく帰宅してからも一苦労。車から家に荷物を運ぶのは運転で疲れ切った私の仕事。少し手伝って欲しいと伝えても「私は疲れてるんだ、動けないんだよ🤬」とキレてくる。これも毎回のこと。


全くバカバカしい限り。なぜこいつの旅費まで、嫌な思いをして私が払わなければならないのだろう?と虚しくなる。こうして旅行に連れて行くことも嫌になったのだった。