昨日は夏至。
夏至と言えば、南中高度が一番高くなる日!
新居でのこの日を待ってましたよ〜
「パッシブデザイン」
この言葉を聞いた事があるだろうか。
私は家づくり初期に「パッシブハウス」と混同していたが、この2つは違うもの。
パッシブハウスは超高性能と認定された住宅(高気密高断熱の究極の形)の事だが
パッシブデザインは気密・断熱関係無し。どんな家だって採用する事が可能なものだ。
パッシブデザインについてはWikipediaに
「適切な断熱や日射調整(取得と遮蔽)、通風、蓄熱等、建物そのものの工夫によって、室内環境の快適性の向上を図る」
と書いてある。
ここで私が言いたいのは赤字で書いた「日射調整」の部分。
・夏は日射を遮って熱を室内に取り込まない!
・冬は積極的に日射を取り込んで室内を温める!
こういう考え方ですな。
回りくどく説明してしまったが、要は
パッシブデザインで建ててもらった我が家は本当に夏の日射を遮蔽出来ているのか?
って疑問をこの夏至の日に検証したかった訳
我が家は四角くのっぺりした家だ。ベランダ等の出っ張りは無い。
南下がりの片流れ屋根が付いて、その軒がちょっと出ている程度。
1階部分には玄関部分に軒があるのみ。
そして1階の南面の窓は冬の日射取得を優先してクリアガラスなので他の窓より熱を通すという特徴が
では朝と昼に撮った実際の様子をどうぞ。
◎朝8時
↑リビング。
コレは自分でも意識していなかったので驚いたが、この時間はどうやら東側の玄関ポーチ部分によって日射が遮られて入って来ないらしい。
↑ダイニング。
こちらは少し光が入ってくる。
↑ちなみにコレはスタイルシェードを下ろした様子。
窓ガラスとシェードの間に隙間があるため、どうしてもその分の陽が入ってしまう。
ただ、陽の入り方に差がある事は分かってもらえると思う。
↑お分かりいただけるだろうか?
屋根の軒部分の影で、1階部分はまるまる光が当たっていないのである。
道理で、真夏日だったがシェード降ろしてればエアコン無しで過ごせた訳だよ。
↑ダイニング。光は消えた。
↑2階寝室。こちらも光無し。
午後3時頃には影がもっと伸びているのを確認したので、それ以上陽の光が室内に入る事は無かった。
◎午前10時(補足)
ちなみに、今日の10時頃にリビングを確認出来たのだが
全く光が入らない、という訳には流石にいかない模様。
それでもスタイルシェードを降ろせばほぼ防げる。
という訳で、我が家は計算された軒のお陰で夏は最小限の日射取得に留まっている模様
特に午前中の日射をシェードで防ぐ事で、より日射遮蔽が捗るようだ。
これはC建設さんに引き渡し時に言われていた事まんまである。プロの言う事は信用しとくもんだなあ
我が家をパッシブデザインで建てていただき有難うございます。
ブログが続いていたら秋分の日・冬至にも比較を行いたい。
※追記※
秋分の日の様子を載せました!