いよいよ!
私の出演日が近づいてまいりました!
プレミア音楽朗読劇「VOICARION XIX〜スプーンの盾〜」

マリー役と向き合うにあたってなにかヒントがあるかもしれない…と、
昨年、7年ぶりに「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に参加してきました。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とは、完全に光が遮断された純度100%の暗闇の中を、スタッフの方にアテンドしていただきながら視覚以外の感覚を使って様々な経験をすることができるエンターテイメントです。

今回のプログラムの内容を事前に知りたくなかったので前情報なしで参加したのですが、
「食」もテーマのひとつとなっていて、作品との繋がりも感じられて、参加して本当によかったです。

集った人たちがグループになって体験するのですが、なんとその回は私ともう1人でたった2人の参加者。
アテンドの方にも「今日の回はほとんど貸切で贅沢ですね」と言っていただきました。
アテンドの方も初めましてだし、参加者も見ず知らず同士ですが、
暗闇の中では、年齢も日常の肩書きも関係なく、互いの声と温度のみで存在を感じあい、考えや想いをシェアする場面もあり…
姿の見えない暗闇だからこそ、不思議な親近感や連帯感を覚えました。

あまりネタバレしたくないので詳しくは書きませんが「食」と深く向き合うひとときがあり、いろんな想いが込み上げて、私はたくさん泣きました。
目を閉じても開けても変わらない暗闇と、あの空間だからこそ築けた一時の関係性に、自分でも驚くほど心が無防備なった感覚。
役作りのために…と参加を決めたけれど、それだけでなく、今の私が必要としていたことに気づくことができました。
大事なきっかけをくれたマリーに感謝です。

そしてあの日の参加者の方がこのブログを読むことはおそらくないと思うのですが、
もし見ることがあれば、わたしです!
あの時はありがとう!!!


本当に行ってよかったなぁ。
あの日以来、1人時間の食事の際はできるかぎり〝ながら〟で食べずに、食べ物、食べる事に集中して、五感で味わおう…
と心がけています。


そんな食にもまつわるところで…
美味しかった思い出のお写真♪
東京上野にあるブラッスリーレカンで現在「スプーンの盾」とのコラボコースが食べられるんです!
どうしても本番を迎える前に行きたくて!
美菜子に声をかけたら偶然スケジュールもあったので、寿マリーと2人で行ってきました!
ひとつひとつのお料理に描かれているシーン、そして流れている音楽に、マリーとしての心も震えながらのひととき。
まさに五感でお料理を楽しみながら作品に浸りまくることができ、こんな感覚で食事はしたことがなくて色々初体験!
美味しいから食べちゃうの勿体無い!と言う気持ちと、あぁ、この感覚が新鮮なうちに帰宅して台本開きたい…という思いが交錯していました。
みなことも舞台には一緒に立ってきましたが、同じ役を演ずるのは初めてだし、作品についてはもちろん色々な話ができてお腹も心も満たされました。