皆様こんばんは。

6月23日は沖縄慰霊の日です。

沖縄での組織的な戦争が終わった日とされていますが、
実際はこの後も多くの方の命が失われました。


この時期は特に、
沖縄へと想いを馳せます。


3年前に行った沖縄で
実際に見て聞いて触れて感じたことは
私の心に深く刻まれています。


民間人、軍人、傷病兵がひしめき合ったアブチラガマ…。
片隅で見つけたお茶碗の破片に
人々の息吹を感じ、
胸が締め付けられるようでした。
そして薄暗く、
時が止まったように静かな岩壁の間で
水を湛える井戸の波紋に、
生命の力強さを感じました。


自分が踏み締めたあの場所で
誰がどのように生き、
そして亡くなられたのか…。
想像してもしきれないけれど、
今日という日は
沢山の命の延長戦上に在るのだということを
私は忘れたくありません。


人が人の命を脅かすような出来事が、
日本でも、世界でも、
なくなるように…
今日という日に祈ります。

大きな変化を起こす力は無いかもしれない。
でも、
学び、知り、感じ、考えることは、
自分の大切な人たち
そして誰かの大切な人たちにとっての
平和への小さな一歩だと信じています。


お写真は、
南風原の陸軍病院跡のある所から見た景色。

また沖縄に行きたいです。