皆様こんばんは。

今日で、終戦から73年が経ちました。

戦争のこと。
知ることが怖いという声も聞くことがあるけれど、
知らない方が怖い。
そう私は思っています。


沖縄のアブチラガマ(糸数壕)で生き残られた日比野勝廣さんは、
証言の中で
「戦は、勝っても負けても悲惨である」
とおっしゃられています。
この言葉は、
今年沖縄戦について学ぶ中で知った、
忘れられない言葉のひとつです。


73年が経ち、
戦争を経験した方達の声を直接聞くことは、
難しくなってきています。

沢山の命の延長線上に生きる、戦後世代の私たちにできることはなんかのか。

ひとつは、
一人一人が関心を持ち、正しく歴史を学び、
感じ、考え、伝えていくことではないかと、
私は『ひめゆり』を通して思いました。


そして、
多くの人は、
今日明日で世界の何かを大きく変える術を持っていません。
私もその一人です。

けれどまず、
自分のいのち。
そして
相手のいのちを愛しむことができたら…。

それが〝平和〟というものに
近づくことではないかと
私は願っています。


今日という祈念の日に。
あなたと、
あなたの大切な人たちが、
明日も、
その先も、
笑顔で過ごせることを祈っています。