6日広島。
9日長崎。

広島の原爆死没者慰霊碑に刻まれている碑文、
「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」
という言葉。

亡くなられた全ての方に向けての
人類としての誓いのように、
私は感じています。


『ひめゆり』のために訪れた沖縄の地でも、
慰霊碑の前で手を合わせる度に、
心の中にこの言葉がうかびました。


目を覆い、耳を塞ぎたくなるような、
73年前に起こった凄惨な現実の数々。

修学旅行で行った長崎、
『ジュノー』の為に1人訪れた広島、
そして沖縄。
今私が住む東京でも。

〝現在〟は、
失われた沢山の命の上に在るということ。
そのことを、
祈念の日が続く日本の夏に、
今一度思い起こし、
碑文の誓いの言葉を祈りにかえて
私は願い続けます。