シアタークリエにで上演中の『ピトレスク』を観劇してきました。
『ZANNA』でお世話になった小林香さんの作、演出の作品です。

素晴らしかったー!
観劇できてよかった!!!
劇場を出たあとも興奮冷めやらぬ1日でした。


ドイツに占領されたフランス、パリの街で、
表現統制のなか自由を求めて戦う市民たち。

華やかできらびやかな世界とはまた違った、
重厚で濃厚な…とても美しい作品でした!

暗闇の中に灯る力強い想い…

音楽だけでなく照明や衣装からも、
その時代背景と登場人物たちの意志が伝わってくるよう。

そして、
プロフェッショナルの中のプロフェッショナルなキャストの皆さんの、
極上の歌声と、音楽、
肉体の美しさ…
ひとつひとつが胸を打ちました。

響く言葉やシーンが沢山あって、
考えるよりも先に、無性に涙が出た。


舞台は1942年のこと。
しかし、これは歴史上の過去の出来事ではなく、
もしかしたら近い将来自分たちの身に起こりうることかもしれないし、
様々な偏見に傷ついている心は、
今も世界に…
わたしの、あなたのそばに在るかもしれない。

時代の流れや思想に巻かれるのではなく、
ひとりひとりの人間が、
ひとつひとつの命として向き合う瞬間。
人種や宗教を越えた、あたたかな心の交わし合いが
本当に素晴らしかった。


自分の中の≪あたりまえ≫が必ずしも隣の人の≪あたりまえ≫と同じではないことを知ること。
そして考え想像することは、
自分自身の視野を広げ、心を豊かにするヒントだと…
改めて感じました。


″ピトレスク″という美しい言葉にも出会えました。

ああ…興奮した!
カンパニーの皆様ありがとうございました!!


大好きなシアタークリエで、お世話になった方たちとも再会!
クリエに行くのは今月『ダディ・ロング・レッグス』からの2回♪
私のパワースポット☆今日も沢山パワーをいただきました!

『ピトレスク』はシアタークリエにて4月3日まで上演中♪♪♪