2024年8月18日(日)のNHK大河ドラマの光る君への第三十一回『月の下で』を視聴し終えました。





吉高由里子さんが演じるまひろが、柄本佑さんが演じる藤原道長の依頼を引き受けて物語を書き始めました。




藤原道長は、まひろのために越前の紙を用意しました。




現代だと紙をぞんざいに扱うことが多いですが、当時は貴重な品だったのですね。




まるでまひろが作家で藤原道長が編集者のような構図になりました。




まひろが一条天皇に読んでもらうために書いた物語を藤原道長が読んで少し頭を抱えていました。




一条天皇を怒らせてしまうような内容だったようです。






塩野瑛久さんが演じる一条天皇は、清少納言の『枕草子』を読んでから亡くなった皇后 藤原定子を懐かしんでいました。




そのためか柄本佑さんが演じる藤原道長にも冷たく接しているように見えます。




藤原道長は、直接、一条天皇に『源氏物語』を献上しました。




一条天皇は、夜に蝋燭を灯しながら読み始めましたが、書き出しを読んで閉じてしまいました。




自分のことが書かれていると思うと不快でもありますが、没入しやすいと思います。





吉高由里子さんが演じるまひろは、高杉真宙さんが演じる藤原惟規に自分らしさを尋ねていました。




弟の藤原惟規は、まひろは根が暗く、ネチネチと考える性格だと言いました。




まひろは、自分らしい物語を書こうとしているようでした。




清少納言の『枕草子』は清々しく随筆らしいですが、物語にすると面白みに欠けるかもしれません。




『源氏物語』には妬みや僻み、恨みなども描かれていますが、そのことでおもしろいだけでなく読み応えがあります。

















『光る君へ』のBlu-rayはこちら👇