皆様おはようございます。

2018年5月27日(日)のNHK大河ドラマの西郷どんの第20回『正助の黒い石』を視聴し終えました。

大久保利通は、島津斉興に近寄り、また、島津久光にも趣味の碁で近寄りました。

周りは先代の島津斉彬を慕っており、裏切り者であるかのように思われます。

しかし、それは大久保利通の先を読んだ手でした。

島津斉興が亡くなり、島津久光が亡くなると機は熟し、西郷隆盛を奄美大島から薩摩に帰られるように嘆願します。

妻にも策を漏らさないことで功を成します。

信頼できる人間でも策を話せば、どこで漏れるかわからないからです。

相手を油断させて騙すためには味方をも騙すのが策士と言われる人間です。

そして相手を油断させるためには愚か者と思わせたほうが良いです。

戦国時代の織田信長も桶狭間の戦いの時には誰にも策を漏らさず、夜に家臣を帰した後に出陣して奇襲を成功させました。

大久保利通には西郷隆盛にはなかった深慮遠謀がありました。