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社会的な自由についてはジョン・スチュアート・ミルが述べていますが、哲学者のカントは内面的な自由を述べています。

好き勝手に欲望のままに行動するのが自由だと考える人もいます。

しかし、それは本当に自由なのでしょうか。

欲望のままに行動していると余計に不自由さを感じてきます。

哲学者カントは好き勝手に欲望のままに行動するのは自由ではないと述べました。

なぜならば自分の欲望に左右され支配されているからです。

何かに支配されているというのは自由ではありません。

自由とは自分以外の何にも支配されないことではないでしょうか?

自分の欲望をコントロールすることが本当の自由です。

哲学者カントの自由とは自分を律することでした。

自立ではなく自律です。

カントは毎日全く同じ時間に散歩をしていたため、街の人が時計がわりにしていたという逸話もあります。

私生活でも自律の哲学を貫いていました。