さきだです。


戦時中のこのエピソードご存知ですか?


https://shuchi.php.co.jp/rekishikaido/detail/3789



明治時代に潜水艇の訓練中に起こった事故


当時、海外でも潜水艇による

似たような事故があった。


しかし、発見された時は全員死亡しているので

何が原因かわからなかったそう。


ところが、日本で起きたこの事故。

潜水艇が発見された時

乗り込んだ方は驚愕!

乗組員全てが任務中の状態で亡くなっていたから。


そして、そこでどんな事が起こっていたかを

佐久間艇長が遺書に全て書き込んでいた。


最後の瞬間まで任務を遂行していたその姿は

全世界の人々に驚きと感動を与えた。


これは、戦前の教科書には載っていたそう。


今は、知ろうとしないとわからない。


今日、光静先生の法話会で

「妙観察智」みょうかんざっち

と言う言葉を勉強した。


絶対的客観の立場から物事をみて考察する智慧



日本の素晴らしい行いをされた方々には

仏教の教えが骨身に入っているのではと

思う事がたくさん。


昔は東洋哲学は当たり前に

学んでいたのだろうね。


今、まさにそれが必要だと思う。



そのままを観るというエピソードを

もう1つ思い出した。


一休さんが

ぐにゃぐにゃに曲がった松の木の横に

まっすぐに見た者に金一封を与える

という立て札をたてた。


みんなこのぐにゃぐにゃを

どう見ればまっすぐになるのかと

思案したが結局わからなかった。


これを解いたのは

有名お坊様。


一休さんに答えをつげ金一封を要求すると

立て札の後ろに彼の名前があり

彼は除くと書いてあったというお話。


彼はどう答えたか。



この松はぐにゃぐにゃに曲がっている


ただ、松の有様を素直に伝えただけだった。



私達は知らず知らずに

感情を込めて物事をみています。


この目線を外すなんて

正直、全部真っ白で同じピースがない

ジグソーパズルを組み立てるくらい

難しい💦

(宇宙飛行士の訓練と聞いた事がありますが…)


ほんの少しでも近づければいいな。

近づかなくても来世の自分のために

行いをして行こう。