瀧本光静先生のブログ


今日大阪に行く為に自動券売機で
新幹線の切符を買っていた所

急に隣の男性がメモを見せてくれました
そこには

「私は言葉が話せません
 秋田まで帰りたいのですが
 お金が少ししかありません
 いくらかお貸しください
 秋田に帰ったらお返ししますので
 住所を教えてください」

と書いてありました。

財布の中には1万円札一枚のみ

貸したくてもこのお金を全て渡すと
今から大阪に行く私にはつらい

「すみません」

と断って一旦離れたのですが
心はザワザワ

自分に問う

渡すのと渡さないのとどちらが自分が
後悔しないか

少し考えて全然足しにもならないかもしれない
けれど少しでも渡したい
と気持ちが動いて1万円札を
崩して自分の後悔しない為に
その男性にほんの少しですが
差し上げました

どんな方も菩薩様

いい、悪いも全て私にとっての
菩薩の縁

こう考えると全て私の為に起こるんだな
そして、私も誰かの菩薩様

夫や子どもにはどう写ってるかなー