お休みの日、買い物から帰ったところ、
お客様から朴葉をいただいたので、
炊き込みご飯を作ることにしました。
その前に、
生の桑の実が買えたので、
パイナップルや缶詰の寒天、みつ豆、
作り置きしていた干しなつめの生姜蜂蜜煮
を加えた、フルーツポンチで、虫養い。
虫養いという言葉を知ったのは、
高田郁さんの小説だったと思います。
BS時代劇が放映されてから、
また読みだした「あきない世傳 金と銀」も
途中までしか読めてない・・・、
やらなきゃいけないことが多すぎて、
やりたいことができていない
毎日が続いています・・・。
さて、
桑の実(食味食性/甘酸寒、帰経/肝腎)は、
肝を補い、腎を益し、
陰液を潤し、血を養う働きがあり、
肝腎かなめを大切にしたいなら、
生で出回っている時季にぜひ摂りたい食物です。
空腹を一時的にしのぎ、
ツナとごぼうの炊き込みご飯で朴葉飯。
葉っぱがたくさんあったので、
焼き鮭と刻んだ自家製梅干、
スギヨのカニカマ「香り箱 極」を具にして、
梅玄米酢とすだち酢を加えた酢飯で、
朴葉寿司も作りました。
朴葉飯は香り高く殺菌性のあるホオノキの若葉に
炊き込みご飯や酢飯を包んだ郷土食です。
ホオノキの枝皮や幹皮は、厚朴という生薬で、
半夏厚朴湯、平胃散などに配合されています。