家へのこだわり
私が育った家は、建築にこだわりのある叔父が設計した家でした。
私にとっても、とても思い入れのある家でした。
昔の洋館のように、台所と居間を結ぶ配膳用の棚があり、鉄平石の暖炉がありました。
実家を出てからも、「いつか古い一戸建てに住みたい」という夢を持っていました。
参考になりそうな雑誌を切り抜いて、ずっと今も保存しています。
腰板、市松模様の床、フローリングならぬ板敷、在来工法のトイレや浴室。
涙が出るくらい好きです!
一つ前に引越しを検討した物件の中にも古い一戸建てがあり、注文住宅だったのでしょう暖炉があり趣のある家でしたが、結局は綺麗に整った便利なマンションに入居しました。
「いつか古い一戸建てに住みたい」という夢は、今回の引越しでようやく叶いました。
家賃の安さで選んだため凝った作りでは無いのですが、下手に手を入れられていないので、まぁまぁの古い風情があります。
ただ、住んでみると不具合や不便な事が沢山!
今は少しずつクリアしながら住んでいます。
いつまで住めるか分かりませんが、次に引っ越す場合もできれば古い戸建てに住みたいものです。
最近は表札を探していたのですが、小判型の陶器の表札は既に作っているところも無く、
仕方なく妥協して、ダイカットの金属の表札を頼んだところです。
雑誌の記事など見ていると、「改装前の方が良かったのに」というものも多いです。
最近のYouTubeの「団地をリノベーションする」というような動画も、
新しくピカピカになった部屋を見て「あ〜あ」とため息ばかり。
最後に、洋館の写真。
こんなにゴージャスな建物は望んでいませんが(笑)。
ここまで行くと、流石に住みにくいかもしれません。