人生が上手く行くか行かないかを決めると言っても過言ではないかもしれないこと。
それが『選択肢』の概念。
たぶん一般的な選択肢って、
「既存のものから選ぶ」ってこと。
だけど、
「新しい選択肢を作る」ってことも選択肢としてある。
既存のものから選ぶのか、
新しい選択肢を作るのか?ってことで
人生が変わる。
例えば人から教えてもらった選択肢も、それはすでに存在している選択肢なので既存の選択肢。
自分で今まで選択しなかったものを選ぶのは新しい選択肢と言っても良いと思う。
(ただ、大きい括りで言うと自分で考えて選択した選択肢もすでに世の中に存在していれば、それも既存の選択肢とも言える。)
ここのニュアンスが難しいんだけど、何でもかんでも新しい選択肢にこだわって、
あえて既存の選択肢を外す人もたぶん人生は上手くいかない。
既存の選択肢を外して、あえて新しい選択肢を選ぶってことがすでに既存の選択肢になるから。
本人は新しいことをやってるつもりになっても、結局それはいつもと同じことをやってるだけ。
この微妙なニュアンスが新しい選択肢を作るってこと。
常に新しい選択肢を考えて選択していくってことが成長になる。
既存の選択肢を選ぶ人は、自分の選択肢にない出来ごとが起こっても、自分の持っている選択肢の中に無理やり押し込めていくからおかしなことになっていく。
新しい選択肢を受け入れた方が簡単で楽なのに、なぜかそれを拒否して難しいことをやりたがる人が多い。
新しい選択肢はそもそも既存の選択肢の中にないんだから、そこに押し込めるってことは不可能。
不可能なことに対していつまでも努力してる。
たぶん、そんなことをやってるから人生がつまらないものになってしまう。
あと、既存の選択肢だけで幸せな人生を歩めるなら、すでに誰もが幸せな人生を送っている。
それが出来ていないってことは、既存の選択肢の中に幸せな人生を送るための選択肢はない。
もちろん、幸せな人生を送っている人は既存の選択肢の中にそれがある。
今幸せな人生を送っていない人は、今の自分の中に選択肢を何回選択肢しても結果は同じ。
残念なことに、同じ選択をして結果が変わることはない。
「じゃあどうしたらいいんですか?」
人に答えを聞くのを辞めて、自分で新しい選択をしていくしかない。
今に満足できないなら、今までの選択肢を捨てて、新しい選択肢を増やさないといけない。