北信越大会4日前。
いつものように最寄り駅まで
長男を迎えに行った。
車に乗り込み
いつものように質問される。
『 今日の夜ごはん、なに 』
君の期待する美味しいものは
出てこないわよ
この質問、毎日プチストレス
いつもは、家に着くまでの
6〜7分の間
目を瞑っている長男。
おつかれなのね。
でもこの日は、ちょっと違う様子。
目は開いていた。
家に着くと
『 背番号もらった。』
と、長男は背番号を
サっとテーブルに置き
風呂場に去って行った。
番号は 7 だった。
念願の一桁。
長男は、さぞかし嬉しかっただろうと思う。
どうりで
帰りの車の中でも目がパッチリなはずだ。
めけこは、嬉しいはずが
何故か、心から喜ぶことはできなかった。
それは、ある心配事があったから。
一桁ということは
例外もあるだろうけどスタメン。
ということは初回から試合に出るという事。
9回までのスタミナ ある
足が攣らずに最後まで。
大丈夫
このことが、ず~っと頭から離れず
試合当日を迎えた。