2023/07/23 東京大学フォイヤーヴェルク管弦楽団第49回定期へ | takacciの「見た・観た・聴いた・読んだ」

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音楽に関すること、観たこと、読んだことへの感想などを書いていきます。(文中敬称略) 2019年4月より別サイトで掲載していた写真の記事も同居させましたが、20年7月に元に戻しました。

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日時: 2023年7月23日(日)14:00

場所: ティアラこうとう大ホール

曲目: メンデルスゾーン序曲「美しいメルジーネの物語」、ベートーベン第1番、メンデルスゾーン第1番

指揮: 原田幸一郎

 

今や私が一番信頼するアマオケであるこの楽団と指揮者の演奏会。灼熱の猛暑日の真昼間という条件ながら、アマオケとしては割りと良好な客の入りで、良い雰囲気で楽しむことができた。この会場は空調が直接肌に当たるので、風よけ用に用意しておいた長袖を着用し、快適に聴くこともできた。

 

最初の序曲はあまり聴いてない曲なので、プログラムの解説を良く読んで聴いたのだが、解説に書いてあったことと聞こえてくる音の対応関係は全然分からなかった。

この日の目当てだったベートーベンの1番はしっかりとした演奏で、古典音楽の様式感が浮き彫りになった演奏だったのだろうと思う。こういう曖昧な言い方をするのは正直ピンと来なかったからであり、この日の隅々まで整えられた丁寧な演奏を聴きながら楽しめなかった自分を疑問に思うということでもある。実は中学時代に親におねだりし、東京文化会館の天井桟敷でカラヤン・ベルリンフィルの1と3を聴いたことがあり、その時の1も、上手だなと思いながらピンと来なかったのである。当時の小遣いと比べると段ちで高い入場料を出してもらいながら「楽しめなかった。」とは言えず黙っていたのだが、玄人好みの「良さ」が当時も今も理解できないままなのかもしれない。この楽団が時折意外な部分で聞かせるキラッと光る表現が無かったようにも感じた。

となると、残るは聴いたことのないメンデルスゾーンの1番。初期の交響曲で「宗教改革」というのを他所で聴いたときには全然好きになれなかったので、後半のステージで1番を聴く前は「斜め後ろ向き」の姿勢だった。しかし実際はとても楽しんでしまった。前半ステージに比べると増量された弦楽器が生き生き響いていた。あいにくどんな曲だったかは忘れてしまったけれど、聴きに行った甲斐があったと思う。また他で聴ける機会があったら出掛けてみたい。