日付: 2019年3月10日
場所: 新宿文化センター
指揮: 末永隆一
演目: 「田園」、エルガー1番
前日のBeseeltesの演奏会がガラガラだったのに比べると結構客の入りが良く、8割近く客席が埋まっていたように記憶している。
「田園」ではまず演奏の水準が高いということに感銘を受けたのだが、曲が進むと表現が平板に感じられ、この大好きな曲を十分楽しめたとは言えないまま演奏終了。
しかしエルガーは驚くほど素晴らしかった。まずもって、聴いているとどういう曲なのかが良く分かる演奏だった。演奏者の理解が深いから曲の良さが伝わってくるのだろう。とても入り組んでいて複雑な全体をこうも楽しめたのは意外であり、オケの高度な安定性にも感銘を受けた。いやはや、学生の楽団がここまで音楽的な高みを体験させてくれるとは、、、
プログラム冊子によるとこの演奏会は、3年前に卒団し大学院修士2年の学生が、大学を去る前にもう一度仲間たちと演奏したいと企画したものであり、学部生から社会人までが集まって作り上げたのだそうだ。何かこういう人たちは仕事をしながらも音楽への奉仕を続けて行きそうな予感がする。