1/12 千葉フィル第63回演奏会へ | takacciの「見た・観た・聴いた・読んだ」

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音楽に関すること、観たこと、読んだことへの感想などを書いていきます。(文中敬称略) 2019年4月より別サイトで掲載していた写真の記事も同居させましたが、20年7月に元に戻しました。

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この日は川崎で行われたモーツアルトのレクイエムの演奏会とこの演奏会が最終候補に残り、演奏される曲目と家の用事の時間帯の関連からこちらを選んだ。先般ザッツ管弦楽団の演奏会で11番の交響曲を聴いて強い印象を受けたので、7番はどのような曲なのか、生演奏を聴いてみたい、という思いがあった。

 

日時、場所: 1月12日(土)18:00、習志野文化ホールにて

演奏者: 金子健志指揮千葉フィルハーモニー管弦楽団

演目: チャイコフスキー「1812年」、ショスタコーヴィチ第7番

 

二曲とも左右のステージ袖に金管のバンダが配置される大音響の曲だったが、ただやみくもに大きな音が演奏されるようなことは無く、しっかりとコントロールされた演奏だった。お見事。特に第7番の終盤には思いがけず客席最後列からもバンダ第3群が鳴り始めたのでびっくり。どの群もきっちりとした音出しであり、実に金管楽器のシャワーを四方から浴びているかのような、滅多に経験できないような音場となった。7番は何回かFMやテレビ放送を通じて耳にしているはずの曲でありながら、実は何もこの曲の実像を理解していなかったということを思い知らされた。90分ほど掛ったと思われるこの曲は、途中でさずがに聴き疲れ、「もう終わってくれないかな。」と思うこともあったけれど、今後聴いて行けば構造も頭に入るだろうから違う感じで聴けるようになるだろう。但し11番と同様に重苦しい音楽であり、同じくらいの長さであればマーラーの方がずうっと好きだ。

 

演奏会のアンケートには「千葉フィルを聴いたのは初めて」と書いたけれど、帰宅後調べてみたら前回のサマーコンサートでアルプス交響曲を聴かせて頂いていることが分かった。大きな編成の曲にチャレンジしている楽団? その時も長大なアルプス交響曲を楽しむことができた、という印象を持てたうえに、今回ショスタコの7番の好演。凄いなあ。千葉高、船橋高、千葉女子高の卒業生が中心になって創立されたそうであるが、何か底知れない感じのする楽団だった。次回は「新世界」とコープランドの3番をやるそうだ。

 

習志野文化ホールは津田沼駅南口にあり、交通至便のショッピングモールと同じ建物内にあった。しかし初めての私には入り口が分かりにくく、モール内を入り口を探して行ったり来たり。正解は建物の外の階段を登っていくのだった。会がはねた後、外は雨が降っていた。会場に多くいらしていたお年寄りたちは、あの雨ざらしの階段を降りるのに難儀したことだろう。