オルガン交響曲 | takacciの「見た・観た・聴いた・読んだ」

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音楽に関すること、観たこと、読んだことへの感想などを書いていきます。(文中敬称略) 2019年4月より別サイトで掲載していた写真の記事も同居させましたが、20年7月に元に戻しました。

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昨晩東京芸術劇場でサンサーンスの交響曲第3番「オルガン付」を聴いた。

演奏は明治学院大学管弦楽団。90回の記念コンサートとのこと。

アマオケの演奏会としては珍しく全席指定で、当日券は端っこの席しか取れなかった。

それでコンサート前半のウィンザーの陽気な女房たち序曲とレ・プレリュードを聴くと、上手な演奏だったけれども表情の付け方が浅く感じられた。会場を見渡すと上の方の階の席はガラガラだったので、「オルガン付き」は上の階のバランス良く聞こえそうな位置に移って聴く。すると前半の曲と違って表情の変化も隅々の磨きようも良く聞こえたのだから、一曲目・二曲目が物足りなく感じられたのは席のせいだったのかもしれない。

 

教会ではなくコンサート会場でパイプオルガンの音を聞くのは初めてだった。それで、大きなホールだとオルガンの音が瘦せて聞こえるのではないか、と心配していたのだが、実際は良く響いていた。先入観があるためなのか、多少電気的な音に聞こえたものの、オーケストラとの音量のバランスも良く、オケの熱演が報われていた。

 

生で聴くと実に手の込んだ力作であることが分かり、つくづく出掛けて来て良かったーと思った。他にもパイプオルガンの装備された会場があるのだから、この曲が演奏される機会が増えたらいいですね。