立て続けに、実力馬の訃報が入りました。
2012年の阪神ジュビナイルフィリーズの勝ち馬、ジョワドヴィーヴル号。
2011年の京成杯オータムハンデの勝ち馬、フィフスペトル号。
どちらも週末のレースに向けて、追い切りの最中に骨折。
安楽死(薬物を注射)の処置がとられたようです。
サラブレッドは3本足で立つことが難しく、負荷がかかった足が腐ってしまうため、苦しんで死ぬ運命です。
1978年のテンポイントの悲劇から、骨折を手術で治す手法は飛躍的に向上したらしいですが。
重症だと、手の施しようがないみたいです。
昔、阪神競馬場で安楽死の現場に遭遇したことがあります。
係の人たちがブルーシートで囲んで。
しばらくすると、横付けされた車が走り出し、そこにはなんにも残っていません。
2度と見たくない光景です。
ジョワドヴィーヴルは史上初めて、2戦目でG1を勝った名馬。
ビワハイジの仔として、注目の馬でした。
フィフスペトルは2009年のダービー出走馬。
極悪馬場で、2400mを2分33秒4(今年より9秒も遅い)という、過酷なレース。
出走馬は軒並みおかしくなってしまって。
それ以降も活躍した、数少ない名馬でした。
嬉しいこと、悲しいことを記憶に残して。
それでもシーズンを繰り返して、競馬は脈々と続いています。
さて、6月5日は大井競馬場で東京ダービー。
麻倉未稀さんが来場し、「HERO」を歌うようです。
最終レースは「ラスト・シンデレラ賞」。
篠原涼子さん、三浦春馬さん、藤木直人さんが馬車に乗って登場するらしいです。
行ってみちゃおうかしら。