こんばんは^^/ タカです.
今夜のメモでは数回にわたって,ビール,発泡酒,第3のビールの定義についてお話します.
ビールとは,麦芽,ホップ,水,麦,米,コーン,こうりゃん,ばれいしょ,
スターチ,でんぷん,糖類,着色料(カラメル)
を使用して醸造される発泡性を有するアルコール分20%未満の飲料です.
ただし,原料(水とホップ除く)における麦芽の使用量が2/3以上のもに限ります.
こうしてビールを定義するとあまり美味そうに感じないのは私だけでしょうか?(笑)
なお,350ml(ビール缶1本)あたりの酒税は,77.7円です.
原料の内,麦芽,ホップ,水以外は副原料と一般的に呼ばれます.
正式には酒税法に副原料という言葉は定義されておらず,
便宜上わかりやすく説明するために使用されています.
水や麦芽はもちろんですが,この副原料の分量でビールの味が左右されます.
副原料を使用しないビールは,あえて「麦芽100%」と明記されています.
ただし,麦芽を100%使用しているから美味しいのではなく,
各メーカ,醸造所が味にこだわりを持って副原料の使用量を決めているから
美味しいビールが提供されているのだと思います.
また,輸入ビールには,副原料にフルーツやハーブ,スパイスが使用されたものがありますが,
それらの中には,日本の大手メーカーと変わらない品質で醸造されたものがあります.
酒税法に定められた以外の副原料を使用した場合,
例え麦芽を90%以上使用しても日本ではビールとは認められません.
つまり,ラベルに「ビール」と表記できないのです.
なんか複雑ですね.
次回は,発泡酒についてお話します。
お楽しみに☆-( ^-゚)v