劇団四季【キャッツ】(9回目) | たかびの自己満観劇ブログ

10月24日、劇団四季【キャッツ】からの【ライオンキング】"ネコ科マチソワ"をしてきました。

キャッツシアターの建設地が四季劇場◎夏の隣地と発表された時から、いつかやってみたい!と狙っており、仲間内で『キャッツの劇中にシンバが空中ブランコに乗って"心配ないさ~"って言いながら登場したら面白くね?』とか『空中ブランコならシンバより、ラフィキの"王はお帰りになった~"の方がそれっぽくね?』とかバカな事を言いながら笑ってたのですが、いざ実行しようと思うと…

◆平日である自分の定休日で
◆片方がマチネ、片方がソワレであって
◆どっちの演目もそこそこ希望の席が取れる

という簡単に見えて意外とそうでもない条件をクリアしなきゃいけなかったのもあり、キャッツ開幕から随分と経過してしまったけどようやく実現。

両方の劇場を並べて撮った。

キャストボード。

前回の鑑賞(8/29)との違いは以下の通り。

スーパーバイザー(管理者)の欄に敬二さんだけではなく、坂田さんや補佐として飯田兄の名前も。

座席は、取る事に必死で握手の事を全く考えずに取った結果、隣の席までバブちゃんが来たのに次は自分の番!ってタイミングで逃げられた前回とは違い、今回は過去(横浜)の経験からジェリロが来る席の通路側!

今回は知人に代理購入を頼まれたキャッツTシャツ(前回鑑賞時は人気で購入出来なかった女性用サイズ)の購入の為に早めに来たのもあり、無事Tシャツを購入した後は時間が余ったので、ゴミ鑑賞に勤しんでおりました。

ファミコン本体(表面だけではなく背面のアダプター接続端子やRFユニット接続端子、前面の拡張端子まで再現!)よりも大きなヒールサンダル、スリッパよりも大きなハブラシなど、どう見ても縮尺がおかしなゴミから、背番号1111・登録名CATSのジャイアンツユニ、スーパーカブの前輪にラインカー、魚型のスポンジにネックが折れたエレキギター、足ひれにダーツボード、ちびまる子ちゃん時代のかき氷機まで様々なゴミアートを見物。

本編に入る前に、感じた事を一つ述べると、劇場内はセットなどの著作物が多くある関係で写真撮影禁止となってる場合が大半(宝塚、歌舞伎などの様に一部許容されてるものは除いてね)となってるし、係員も再三に渡り撮影禁止をアナウンスして歩いてるじゃないですか?

それを劇場ロビーから劇場内を覗き込む様にしてスマホで撮ってる人の多い事…大半は中年女性です。

しかも人などがそこにいて思う様に撮れなかったりすると、聞えよがしに『邪魔!おっさん邪魔だよ!』とか言ってる悪質な人もチラホラ。

スマホ持って出入口にデンっと陣取ってるあなた方の方がよっぽど邪魔ですよ。

劇場内"を"撮影してはいけないって言われてるのを、勝手に劇場内"で"撮影してはいけないって言われてるんだって事にしてやってるんだろうね。正直みっともないし邪魔。

さてとん、前回の鑑賞では海外版の演出に沿った改変が多数あった事に対し、イマイチ気持ち悪さを感じたものの、二度目にはすっかり慣れてしまい、違和感は感じずに見る事が出来ました。

しかし、どうにもしっくりこないというか、以前と比べて特に一幕のテンポの悪さを感じずにはいられず、なんかイマイチ楽しめないというか、入り込めない気持ち悪さ。

あのシーンがない!好きだったのに!(例えばゴキタップの回転シーン)

とか

こんなシーンいらない!(例えばグレートランパスキャット)

とか

そういうのも、もちろん無い事はない、けど。

そうじゃない部分での、入り込めない感じ、傍観者として眺めてるだけ、って感じがどうにもぬぐえずにいました。

お陰様で一幕は時々、うつらうつら…。

そもそも観劇中に眠くなるなんて滅多にないのに。

記憶では、今公演で四季観劇通算162公演目のうち、眠くなったのは、アイーダ大阪公演とのソワマチを夜行バス+宿無しで敢行と言う無理な遠征をして寝不足感ハンパなかった2011年オペラ座の怪人京都公演(オペラ座初鑑賞、沼尾クリス最後の出演となった4日間のうちの2日目…今考えれば本当にもったいない。。。。)と、今回の2回だけ。

それこそ、以前に四季が上演したハムレットや鹿鳴館、ひばりと言った、ライトなミュージカルファンには比較的難しいストレートプレイなんかでも、周り近所の座席で眠りこけてる人が多数いた中で、この作品のどこに眠る暇があるのか全く理解できない!なんて言ってたオレが、瞼がどんどん重くなるほど、それほどあのテンポ(早い遅いではなく)は合わない。

改変前(横浜でやってた奴ね、それ以前は知りません)では、まずこんな事はなかった。

ちなみに、今回の観劇でも2幕では全くそんな事なかったので、特に一幕が(良いか悪いかではなく)自分に合わなかったものと思われる。

特に眠さのピークはマンペル。本当はじっくり見たいのにどうにも耐えられない。



二幕に入り、グロタイを観ながら、ソノクイはやっぱり最初からハイトーンで歌ってるなーとか

スキンブルシャンクスを観ながら、ケツのマキャヴィティの入るタイミングが昔より少し早くなったなーとか

ミストフェリーズがデュト様を取り戻したシーンの一番最後の、背中を向けたままのミストに対して顎でデュト様を指してみせるマンカスが痺れる程格好いいなーとか

メモリーの直前に入ってくるグリザベラが、それまでの怯えた姿とは違って他の猫が後退る程堂々としてるから決意とか心境の変化とかあったんだろうなーとか

メモリー直後の、バブちゃんがグリザベラに触れる瞬間はほんと泣けるなーとか

折角の感動的なシーンなのに、天井に上るクレーンの雲の絵が相変わらずチャチだなーとか

カテコのラインダンスで、江畑グリザの足すげえ上がってるなーとか

眠くならずに普通に楽しめたのでした。

やっぱり一幕が癌だな。


さて握手タイム!
思惑通りすぐ横の通路をジェリロが駆け上がっていく!

ジェリロは一番上の席から順繰り握手をしながら降りて…

来ない、来ない、来ない来ない来ない来ない。

握手タイム終了~。

だー(T▽T)

ジェリロは再びすぐ横の通路を駆け下りて行きましたとさ、ああなんてこったい。

ジェリロと握手したの、きょんみさん(まだ雅原になる前)が最後だなぁ。。。

そんな訳でキャッツ終了。

ソワレのライオンキングまで2時間半の空きがあったので近所を練り歩いた結果、大井町ガーデンの中に愉々家と言う串家にちょい呑みセットがあるのを見付け、いっぺぇやって四季仲間たちとLINEで、やっぱりあの一幕は頂けないよねー全く同感!とか話をしながら時間を潰しましたとさ。

~おことわり~

当ブログはタイトルにある通り、自己満足で、かつ、別にがっつりのめり込むまでもない程度のライトな趣味の一つとして観劇をして個人的な感想として書いてるブログです。


最近、思慮が浅い、海外の作品を観ろ、海外で作品を観ろ、などと言うあまりに的外れなコメントを入れてくる人もチラホラ。
中には、自分の記事やHPなどの管理領域への反撃を恐れているのか、リンクなどを一切付けてない悪質な人もいます。


どうぞ、海外で見たければ海外に勝手に観に行って下さい。
公式ブログやら読者何千何万の影響力が強いブログならまだしも、こんなちっぽけな、片手間で暇潰しに書いてる様なブログに、一読者に過ぎない人が自分の意見を押し付ける様な行為はあまりに滑稽でみすぼらしいですよ。
当方はそこまで観劇に時間も金もかけるつもりはありません。


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