水曜日、1年5ヶ月振りに劇団四季【アラジン】を鑑賞してきました。
アラジンは初演開幕直後から立て続けに4公演も観てお腹いっぱいになってしまったのと、チケットオープンが早くて次回の先行販売は来年分のチケットで~す!みたいな状態がずっと続いてるのとで、すっかりチケット取ったる!意欲が失せ、しばらく観に行かなくていいや…ってなったまま、しばらく…が伸びて伸びて約1年半。現在に至る…みたいな感じ。
今回も観に行く予定は全くなかったのだけど、直前に友達がチケットを譲ってくれたので、ありがたく久し振りのアグラバー旅行となりました。
キャストボード。
前回鑑賞(2014/11/04)からのチェンジは、ほとんどなし。
だけど1年半も経ってれば、みんな別人みたいです。
↑1年半も経過してるのに通算観劇数がたった13しか増えてないあたり、この1年半の間、如何に四季の観劇ペースが落ちたかを語るようですね。
座席は上手側3列(実質2列)センター寄り通路。
当日は中学生くらいの子供達が複数校来ていた様で、女子中学生の列に一人おっさん混じって観劇…些か気まずい。
まぁ、傍目には引率の先生にしか見えんかっただろうな(笑)
↑しかも生徒たちを差し置いて一番内側の席にでんと陣取る引率の先生状態。
劇場に入ってまず見たのは…と言うより見上げたのは、劇場の天井高。
これは先日観に行ったオペラ座の怪人(神奈川芸術劇場)の記事に劇場の天井高について書いたのを、改めて久し振りに訪れた海劇場で確認したものですが、海劇場って改めて見ると天井が凄く高い。
あの天井高の劇場で観たオペラ座のシャンデリアを、神奈川芸術劇場の低ーい天井高で再現しようとすれば、それは一回りも二回りも小さく見えるわけですね。
上手側の前から2列目とあって、頭上すぐのところに巨大なスピーカーがあり、音…特に重低音の迫力に関しては申し分なし!
オープニングのアラビアンナイトからしてもう、ソワソワウキウキと踊り出さんばかりの気持ちを抑えるのがもう大変!
心躍るってのはこの事ですね。久し振りのこの感覚、いいなぁ。
当日のジーニー、これまた久し振りにお目にかかる阿久津さん。阿久津ジーニーは初見ですが、まず声の高さにびっくり。
瀧山さんの低い声が耳に残ってた為、オープニングの影アナからして、高ッ!みたいな。
話には聞いていたが、台詞のテンポや表現と言った部分にさすがベテランと思わせますね。
さっき浅草で買ってきた奴だ…みたいな、ちょっとしたつぶやき系の台詞の表現が面白く、客席もドッとわきます。
また、客席への絡み方が絶妙で、例えば客席にリアクションを求めて振ったアクション(例えば、大切なのは外見じゃない、中身だ。そうでしょう?…みたいな台詞)に対して、恐らく客席の中の誰かが取ったであろうリアクション(顔の表情や動き)を舞台上で再現してみせたり(飽くまでも、そうだったんじゃないかなぁってだけですが。お客さんが実際にどんなリアクションをしてたかを後ろを振り返って見た訳じゃないからね)、とにかく芸が細かい。
それに、元々声は高めではあるものの、あまりコミカルな役どころを演じるイメージがない阿久津さんが、裏声交じりの声でテンポ良くしゃべるのを見れるのもまた面白いところ。
見事ですね…二枚目な雰囲気はどこへやら、完全に三枚目です。
阿久津さん大好きな人達に言わせると、ダンスが…な阿久津さんが、なんとタップダンスを披露しちゃうジーニー最大の見せ場、フレンド・ライク・ミーですが、残念ながら開幕当初の様な凄まじい拍手喝采、ショーストップは全くなく…他のシーンと同じ様な、短くて静かな拍手のみ。
開幕2公演目を観て、あの凄まじい熱気を体感した身としては、正直この静かさは寂しかった。
まぁ、2年近くやってれば見慣れちゃうよね。あの盛り上がりはもう、千秋楽までお預けかな。
そうそう、フレンドライクと言えば中盤なんですが、ジーニーの魔法で床から男性ダンサーが飛び出してきて、ポールの中から女性ダンサー達が出てくるシーン。
ダンサーたちが踊り出すと、さり気なーく阿久津ジーニーは下手袖へ。
どこ行くんだ?と思って観てたら、下手側の3本の塔の真ん中、2本目の陰で水分補給!笑
やっぱりあのビッグナンバーを最後まで水分補給なしってつらいんだろうなぁ…直後に台詞もあるし。
斜めから見て気付いた事でした。
全体的に久し振り過ぎて楽しさ満点な空気にワクワクしながらボーッと?観てたので、そんな細かいところまでは観てないのですが(ダメじゃん!)
当日ジャスミンだった三井さん、凄い歌が良くなったなーって思いました。
ホールニューワールドの、♪この大空~駆け抜け~の部分の伸びやかな声、良かったなぁ。
感想雑っ!笑
久し振りのアグラバー旅行、本当に楽しかった。
久し振り過ぎて、開演時間とかチケット代とか、チケットを譲ってくれた友達に聞いてしまう始末(笑)
また、そのうちワクワクしに行こう!
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