劇団四季【コーラスライン】(3度目) | たかびの自己満観劇ブログ
劇団四季【コーラスライン】を2年振りに鑑賞してきました。

自由劇場。

キャストボード。

前期鑑賞(2013/9/3)からのキャストチェンジは以下の通り、と言ってもコニーとキャシー以外全員だけど。

◇ザック:脇坂真人さん⇒荒川務さん
◇ラリー:影山徹さん⇒政所和行さん
◇ダン:小野功司さん⇒中村巌さん
◇マギー:和田侑子さん⇒西田ゆりあさん
◇マイク:鎌滝健太さん⇒高橋伊久磨さん
◇グレッグ:安東翼さん⇒塚田拓也さん
◇シーラ:増本藍さん⇒恒川愛さん
◇ビビ:出口恵理さん⇒大橋美絵さん
◇ジュディー:相原萌さん⇒松山育恵さん
◇リチー:岩崎晋也さん⇒深堀拓也さん
◇アル:三宅克典さん⇒川口雄二さん
◇クリスティン:古田しおりさん⇒引木愛さん
◇ボビー:道口瑞之さん⇒竹内一樹さん
◇ヴァル:鳥原ゆきみさん⇒三平果歩さん
◇マーク:山本道さん⇒大村真佑さん
◇ポール:田邊真也さん⇒上川一哉さん
◇ディアナ:谷口あかりさん⇒町真理子さん

落ち組はトリシア以外誰が誰だかわからないので割愛。

コーラスラインは2011、2013に続き3度目の鑑賞。

キャストを観ると、坂田さんのキャシーのみ3期連続の鑑賞。
坂田さんのThe Music and The Mirrorのダンスが格好良くて、それこそフィニッシュのポーズをそのまま切り取って持って帰りたい位好きなんだけど(笑)、今季キャスティングされた井上佳奈さんも好きなので、観てみたかったなぁ。

竹内さんボビー、川口さんアルは前々期に拝見したのをもう一度観る感じ。
それから高野さんのコニーは前期から引き続き。

それ以外は全員(役として)初見です。

興味深いのは、前期は落ち組のトリシア役で出演していた大橋さんがビビ役で出てるところとか。
トリシアは落ち組唯一ソロ歌があり、何かってと登竜門なんて言われる役だったりしてるので、大橋さん注目ですね(笑)

↑トリシアが、上手側で足を高々と上げながら歌う、♪この仕事がど~うか~…の歌、あれってアプローズの曲らしいね。
何年か前に、35stepsのアルバムを聞いてて気付いたんだけど。

ラリー、ヴァル、ビビ、マークは前々期、前期が同じ役者さんで今季変わった感じ。

あと、それから海の世界から一人の人魚姫と二人の王子がお越しになってる様です(笑)

プログラム購入。

以前は、いつでもメンバー変えられるぞ、と言うプレッシャーを俳優に掛ける為だとかで、キャスト紹介は当日出演者分のみを別冊で差し込んでたのに、別冊どころかダブルキャスト全員載ってます。

ストーリーは、まぁ有名ですがオフィシャルより。

座席は最前列センターブロック上手通路。

コーラスラインを最前で観るのは実は初めてで、視覚的にド迫力なダンスに加えて、足元に響いてくるステップの振動も迫力に輪を掛けます。

タップを踊るシーンも、タップシューズを履いてないので音としてはリズムがやや聞こえにくいものの、振動が伝わって来るので体で感じられます。

近過ぎて振付を目で追い切る事が出来ない点や、遠い下手側に行ってしまったキャストの歌声がやや聞こえにくい(後ろの席とは違い、均等に聞こえない)などのマイナス点はありますが、やっぱりダンス演目は最前列の迫力が凄い。

踊り終わった後、一列に並んで、全員お決まりのポーズを取ってる時も(みんな、最初から最後まで各々の決まったポーズで立ってますよね?)、みんなゼエゼエハアハア言って、汗が噴き出してきてるのが良く見えます。
1階最前列と2階最前列で一度ずつ観たいですね(笑)

あ、そうそう、歌声と言えばヴァルがかわいらしい声で、ボインとプリンだのおっぱいだの、ド正面…それこそ目の前で歌ってくれる、ちょっと小っ恥ずかしい席でした(爆)

↑三平さんのヴァルの歌声、なかなか可愛らしくて良かったです。
それはもう、そんな可愛らしい声で、目の前で笑顔で、ボインとプリンだのおっぱいだの歌われちゃ、それはセクシーな谷間に無意識に視線が…コホン←。

今年はジーニーも踊ってる(笑)ジャズコンビネーションからスタート。

ファイシックスセブンエイ!ダダダダッダラダジャッチャー

今季は衣装や演出がところどころ変わってるという話をチラっと耳にしたんだけど…。

個人的に衣装が変わったかなぁ?と感じたのが…。

塚田さん演じるグレッグがまず変わりましたよね。

以前は黒いパンツに黒いシャツだったのが、なんだかマンマのカテコでWaterlooを踊る神父さんみたいな衣装になってました(笑)

それから、松山さん演じるジュディ。

前期はヴァルとキャラ被り的なバイオレットのレオタードだったけど、全く別物になってました。

あと、ダンも変わったかな?

それから、変わった気もしないでもないけど、どうだろう?ってのが、コニーとヴァル。
コニーのレオタードって昔からピンクと白のボーダーだったっけ?

そもそも、ディアナが緑って印象がなくて、観る度に違和感を感じるくらいだからなぁ…でもディアナも変わったよね?
ディアナ、前期までは確か上半身はサーモンピンクだった印象。今季は緑のレオタード。

演出面では、あれ?と感じたのが、ワンの稽古シーン(ポールが負傷退場の後)では青や赤の照明を使って、それまでの黒い背景か鏡かしか存在しない殺風景な稽古場の風景とは違った空間を作り出し、音声にもエフェクトが掛けられ、不思議な浮遊感?みたいなのが作られてました。
前はこんな演出なかったよね?

あと、ポールの怪我を受けての、踊れなくなったらどうする?のくだりも少し変わった?
あまり以前の記憶がないんだけど、ん?と思う感じ。

台詞もチョコチョコ変わってる様な変わってない様な?

ディアナがNothingのシーンで『ちっくしょう…』って言うんだけど、前からあったかなーあった様ななかった様な…。
個人的に『ちっくしょう…』は、コニーが往生際悪く濁してた年齢を自爆しちゃった時に言う台詞って印象しか残ってないんだけど…今回はコニーは『ちっくしょう』は言いませんでした。あれれ?

↑今回のコニーは、32歳なのに14歳の…のくだりで、他のメンバー達がクスクス笑い出したのを受けて自分の失言に気付き、慌てて弁解しようとしつつも手遅れで、ばれちゃった…と言った様な感じでした。
英語版では、Shit!って吐き捨てるんだよね。

あと、個人的には妻のクリスティンのフォローばかりやってる印象だったアル(川口雄二さん)のダンスがめっちゃ凄かったのがビックリしました。

何だろう、川口さんのアルって観るの二度目のハズなんだけど、川口さんがこんなに激しいダンスをキレッキレに踊ってる印象がなくて、びっくりしました。
もう結構年齢行ってると思うんだけど(40代中頃ですよね?)、脈打つ筋肉が凄い。

あのダンスはもう一度最前列から観たいなー、好きな役者さんだし。

あ、もちろんソロダンスじゃなくて群舞ですよ。ソロがある役なんて限られてますからね、キャシーとか。←

そうそう、前期の公演ではポールが怪我をするシーンのダンス(今回はバレエコンビネーシでした。前回もそうだったかは覚えてない)のシーンで、ポールの前に踊ったディアナが、踊り終わった後に足を気に掛けて、奥の方にすわりこんでマッサージするシーンがあったんだけど、今回は無かったですね。

前期にそれを見た時、実はそんなシーンの記憶が無かった為、ディアナも足やっちゃった!?って思ったのだけど(その時の公演で、ポール役の田邊さんがリアルに怪我をしてしまい、当日隣の劇場でシンバを演じていた田中彰孝さんが翌日から急遽ポールを演じました。だから余計にそう思ったんだと思います)、ブログの読者様に他の公演でもディアナは足をマッサージしてましたよ、とコメントを頂き、ディアナ役だった谷口あかりさんも全公演出演してたので、たまたま忘れてただけで元々あった演出なんだな、と思ってたんですけど。

今回ははっきりしてる。前期はあったのに今期はありませんでした。

作品の内容が内容なだけに、何がフィクションで何がリアルなのか判断しにくいですね←。

ディアナと言えば、愛した日々に悔いはない、のシーンの立ち位置が変わったかな?変わってない?

ポールの怪我直前の過去の告白のシーンも良かった。
上川さん、目に涙を一杯溜めて、独白が終わった途端にすすり泣いてて、思わず貰い泣き。

その時に、それまでは個人的な感情をほとんど表に出さなかったザックが、ポールの肩を抱くのも、ポールの告白がザックの心を動かした様が現れてていいね。

そこに入ってくるラリーのタイミングの悪さと言ったらもうw

ラストのワン(フィナーレ)では、キャストが下手側から上手側に踊りながら移動してくる中で、マギー役の西田ゆりあさんと視線合いました←。
更に返しで上手側から下手側に移動する時は、もう一度西田さんと、コニー役の高野唯さんと視線合いました←。

最前列の特権ですね、視線が合った気になれる←。

でも本当に3mない位の距離なので、視線が合ったと感じた時は本当に視線が合ってるのかも知れませんね。
そう感じないキャストさんは全く感じないので。

まぁ、視線が合ったら合ったで反応に困るけど(笑)

そんなワケで二年振りのコーラスライン、前回や前々回の日記には、作品のエネルギーの強さに観てる方も疲れた、と書いてあるんだけど、今回は全く疲れを感じなかったです。

それは、作品が放つエネルギーが前期までと比較して弱かったのか、或いは二時間半ぶっ通しで観る作品、と言う事に免疫が出来てるのか、その辺は定かではありません。

さて、次回の鑑賞予定は…。

10月29日のミュージカル座【ロイヤルホストクラブ】、四季の鑑賞は11月4日のアラジンです。

海宝アラジン、まだデビューしないのかなぁ。

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