劇団四季【マンマ・ミーア!】(12回目) | たかびの自己満観劇ブログ
30日は劇団四季【マンマ・ミーア!】を突発してきました。

本来は【むかしむかしゾウがきた】【劇団四季FESTIVAL!】の二本しか鑑賞予定が無かった筈の12月、でも終わってみれば突発に継ぐ突発で5本も観てました…。

それもこれも、全部雪のせいだ!by JR SKI SKI(違)

特にマンマは智恵ドナが来たからと10日に突発したばかりなのに、今度は香純ソフィデビューですか!って感じで、なんかもう良い様にやられてます(何)

くそー、ここで智恵ドナを見れるならわざわざ10日に観にいかなかったのに!!ってな感じ。

当日は公式では全席完売でしたが、前予で7列(6列)センター上手通路を何とか確保。

こちらキャストボード。

前回鑑賞(12/10)からの役付きの変更は以下の通り。

ソフィ:岡本瑞恵さん⇒林香純さん

今回のお目当てさん。
青い鳥のチレット、ジョン万次郎の夢のおギンちゃんに続き、香純さんを観るのは3役目です。

ハリー:明戸信吾さん⇒百々義則さん

前々回の鑑賞(リターン公演開幕)に戻った感じです。

スカイ:鈴木涼太さん⇒玉城任さん

こちらもハリー同様、前々回の鑑賞時に戻った感じ。

以上、役付きでは三役がチェンジです。

んだば、雑感。

☆Overture~Honey,Honey

まず幕が開いて最初に目にした林ソフィの感想。

髪が他のソフィより短いかなって印象ですが、それよりも前髪短っ!!!

眉上パッツン、“とびきりファンキーな…”とか言っちゃうABBA世代風に言うならon the 眉毛!!

ちょ…岡本ソフィは、前髪横に分けないで下ろした方がカワイイのに~って思ってたけど、これじゃ下ろしようもないじゃないか!

それから、身長が低く全体的に小柄。
ただし、身長が低い割りに肩幅があるのでガッシリ体型に見えます。

あと…香純さんの場合はどうしても、顎が目立つよね…元々下顎が出てるんだけど、笑うとより下顎が強調されちゃうと言うか。

それから、ちょっと目が座ってるよね…(笑)

台詞に関しては、アリに『妊娠してるの?』と聞かれる場面で『違うわよ!』と言う返しが、他のソフィみたく強く否定してるって感じじゃなく、かるーく流してるって感じ。

☆MONEY MONEY MONEY

智恵ドナの♪ああ~あああ~なぁてやるよ~!の部分ですが、樋口ドナの様なこぶしはもちろん無いものの、♪ああ~あああ~…の部分の歌声が濱田ドナと随分似てるな、と感じました。

もちろん濱田ドナは生では観た事がないので、映像やコンサートで聞いてのイメージではありますが。

☆Thank you for the music

やっぱり、百々ハリーのヴィジュアルって何だか怪しいよなぁ…笑。

イングランド銀行の行員と言うより、どこかのやぶ医者って感じ(爆)

今回は、ここには誰もいないのか?と言う台詞が、ここには誰もいないのかぁ~?と言う大声で誰かを呼ぶようなニュアンスに変化してました。

それから、ソフィの♪歩く前から~もう私踊った~…の時の振り付けが、岡本ソフィの時と少し違った様な気がします。

阿久津サムの『随分と強引だね!』『息子が二人』と言う台詞が、少し上からソフィを見下ろす様な余裕を感じるニュアンスがありました。

そこをソフィの『昔、ママを連れてきた様に?』と言う台詞一言で、その余裕をひっくり返された様な(笑)

ドリルを持って入ってきたドナにみんな慌てて隠れるシーン、樋口ドナや江畑ドナは♪ふんふん~程度の鼻歌なのに、智恵ドナは結構本気で歌ってるよね。隣の部屋にいても聞こえそうなボリュームで(笑)

それから、サムに対して『あなた!』って叫ぶ台詞が『あなたーーー!』って感じで、まるで“あなた”が隠してた何かを見付けてブチ切れたかの様なニュアンスに聞こえる。

『ハンドバッグのお手入れとか色々あるから!』と言って逃げ帰る智恵ドナは、どうしても後ろの段差までの距離を目視で確認してしまうみたいだけど、体感距離で覚えられないのかな?

☆Chiquitita~Dancing Queen

智恵ドナの『言えないわ!』~『でも私本当にバカだったわ…』の台詞、智恵ドナ独特の超早いテンポでババババっと喋ってしまうため、ドナが一人で芝居をしてる様に見えてしまうんだよな…。

この台詞に限らず、智恵ドナって台詞ひとつひとつが妙に軽いというか、台詞の尻が跳ねるって言うか…。

そんな事ないっ!
大人になったのよっ!

↑こんな感じ。

☆Lay All Your Love On Me

やっぱり棒読みな玉城スカイなのです…。

しかし、玉城スカイと林ソフィが並ぶと、美男美女とは言えないながらに、アメリカのドラマに出てきそうな普通のカップルって感じがして割とお似合いな気がした(笑)

☆Super Trouper~Gimme Gimme Gimme

ビルが踊ってる、ジョン・トラボルタみたいなダンスを真似するソフィ、なんだかワンテンポ位ズレてるなぁって思ってたけど、これは林ソフィの振り付けの飲み込みが怪しいワケじゃなくて、元々こういうズレた振り付けなのかな?

☆The Name of the Game~VOULEZ-VOUS

前回鑑賞時はヴーレブの最中の若奈リサのウィッグが飛んじゃって(深堀さんがダンスの最中に鮮やかに回収)、今回もあるんじゃじゃいかって心配になっちゃって、結果的に今まではペッパー&ターニャにばかり注目してて目に入ってなかったリサをじっくり見ることになって、このシーンのリサって実は凄い激しいダンスを踊ってるんだなって事を今更知ることになりました(笑)

☆UNDER THE ATTACK

このシーンの林ソフィは声が妙に高くて合唱の部分(攻められ~侵されてる…の部分から)でも、ソフィの声だけ上の方から飛び抜けて聞こえてきました。

他のソフィは、歌詞をしっかり暗記でもしてない限りは合唱中にソフィの声だけ聞き分けるの結構難しいと思うんだけど…。

☆One for Us

普段は割りとこの曲、聞き流しちゃうんだけど(笑)智恵ドナのそれは、妙に染みてきたなぁ…。

☆S.O.S.

阿久津サムと智恵ドナってやっぱり声の相性いいなぁ~って思いながら聞いてたんだけど、ドナと一緒に歌う♪とどか~なかぁったんだ~やはり~…の部分、サムは♪なかぁったんだ~やはり~の部分で音程を少し下げてハモらせてたと思うんだけど、今回は下げなかったしハモらなかった印象。

それに智恵ドナ、この曲では妙に歌声に力が入ってて演歌っぽく聞こえた(笑)

☆Does Your Mother Know

ターニャの『何も心配はいらん、ワシがいい弁護士を知っている』と言う台詞に、ターニャは自分で言って自分で笑ってるのに、百々ハリーは『おおーぅ…』と小声で漏らして、若干退いてた模様(笑)

☆Knowing Me, Knowing You

林ソフィは、涙ボロッボロ流す岡本ソフィには叶わないものの、しっかり涙目になってました。
江畑ソフィより全然泣けてました。

☆Our Last Summer

ハリーの『今の言葉、最後に僕に言ったのはいつだったか覚えてる?』と言う台詞に対するドナの『いつ?』と言う返しが、笑いを取りに行く樋口ドナに対して、智恵ドナは何の面白みもない!って前回は書いたんだけど、今回は『いつぅ?』って感じで妙に可愛い女の子してたんですけどー(笑)

どの役の時もそうなんだけど、智恵さんの演技って時々乙女入るよね。

しかし、ハリー主体の曲なのに、百々ハリーの声が弱いのか智恵ドナの声が強いのか、ドナがやけに自己主張してました。

☆Slipping Through My Fingers

全体的にファルセット気味に歌ってるんだけど、サビから突然地声になる珍しいパターン。

やっぱり智恵ドナのこのナンバーは泣ける。
特に『本当に綺麗よ…』の台詞のあたりから。

☆The Winner Takes it All

地声で歌ってる部分は時々搾り出してる様に聞こえる。
どうしても一定の音域以上はファルセットになっちゃうから迫力が…。

☆Take a Chanse on Me

久居さんのロージーって細かい表現を声に出す事が多いよね。
このシーンでもビルに背後から腕を回されて胸に触れそうになるシーンでも『うわっ!』って声に出して払いのけたり、ビルに襲われ待ち(笑)しててペッパーに目撃された事に気付いた時も声に出ちゃってるし。

☆I Do I Do I Do I Do I Do

『何百人もなんて寝てないわよ!』と言うドナの台詞…智恵ドナが言うと、慌てて否定してる感がないんだよなぁ。軽い…軽いんだなぁ…。

あと、♪アイ………ドゥ!の音程が妙に低い気がする。いや、気がするじゃなくて低い!

<番外編>今日の矢野さん(笑)

式の後のダンスシーンで、全身オレンジの衣装の女性=矢野さん(仮名)は神父さんと踊るワケですが、毎回神父さんとの出会い方(笑)が違うのが見所。

↑矢野侑子さんがいる時は矢野さんが演じる枠だから矢野さんと呼んでますが、矢野さんじゃない時も当然あるので(仮名)としてます。

過去には…

・ダンスのペアを組み損ねて立ち竦んでる矢野さんに神父さんが紳士的に声を掛ける。

・ダンスのペアを組み損ねた矢野さんが、上目遣いで神父さんに擦り寄る。

などがありましたが、今回は。

矢野さんと神父さんが背中合わせに衝突して、そのままお互いに振り向いて踊りだしてしまいました。

☆I Have a Dream

元々、谷口あかりさんのソフィの歌声が好きだったのもあり、この曲に関しては谷口ソフィと比べると随分歌声が低い岡本ソフィも江畑ソフィもしっくり来なかったんですが、林ソフィの歌声は、そう言った意味での違和感はなし。

でも、ラストの♪ドリーーーーム…の部分では、舞台の袖に入るまで呼吸が続かなくて喉が詰まってきてたのは歌を聴いてるだけでわかりました。
もう少し息が長くなるといいな。

☆Mamma Mia!~Dancing Queen~Waterloo

この日のお客はノリがイマイチ。
拍手もワンテンポ遅れてるし、カテコも総立ちにならず、Dancing Queenも踊れてない人多し。

♪打ち鳴らそうタンバリーン!オ~イェ~!の部分、智恵ドナのオ~イェ~!は随分とノリノリで、全身を使って歌ってました(笑)

☆カテコ

あんなにノリが悪かった客席が、カテコの時だけなかなか拍手をやめずにカテコのおねだり…。
智恵ドナは投げキッスの大サービスでした。

そんなワケで、突発に突発を重ねたマンマ、いつの間にか四季作品のリピート回数にNo.1になってしまった作品ですが、次回楽週でMy楽(予定)です。

次回の四季鑑賞は劇団四季FESTIVAL!

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